商店街は楽しい

今日は仕事が休みだったので、かねてから目をつけていた「千林商店街」へ行こうと思った。
行こうと思った理由は、ここがスーパー「ダイエー」の発祥の地だと言うからだ。
と言っても、ここでダイエーの痕跡を探そうとかいうわけではない。
単にどこへ行くかのきっかけなだけだ。
こういう場合でも、最短距離で現地をめざすわけではなく、のんびりと歩いて行く。
今回は新大阪駅から歩いて行った。
地図で確かめてもらえばわかるが、かなり遠い（約7キロ）。
道中に見つけた路地を巡り、他の商店街を歩きながらジワリジワリと近づいて行く。

今日は火曜日であった。
火曜日は理容院や美容院が休みのところが多いのは知っていたが、どうやら商店街も火曜日休みのところがあるようだ。
現地に行ってみたら思った以上に休業のところが多く、お彼岸という事も重なって、臨時休業のところもあった。
それでなんだか気が抜けてしまい、早々に動画撮影を諦めてしまった。
やはり撮影は平日にしたい（無理だが）。
それで、撮影ではなくブラつくために商店街を歩く。
なぜ商店街を撮影するのか？
公式の理由は、商店街こそ時代とともにまもなく姿を消してしまうお店の集まりであり、その姿をアーカイブしておく事が優先的作業であるからだ。
でも、ホントの理由は、単に商店街が好きなだけなのだ。
商店街の近くで暮らしたいと思っている。
実際、昔東京に住んでいた時には商店街のある街で毎日買い物をして暮らした。
ブラブラと欲しく”なる”ものを探し、それをオカズにして生活するのだ。
実に楽しい。
だから、撮影に行ってもホントは”あれこれ”と買いたいのだけれど、荷物が増えると行動出来ないので残念ながら断念している。
また、商店街の周辺の街も、商店街の歴史とともに生きてきたところが多く、商店街が寂れてくるとともにボロくなっているのが、また趣があってよろしい。
そんな場所をさがして、また歩くのだ。

関西地方のケーブルテレビ局でやっている番組「ビタペディア」で、大阪を中心にした街歩きを漫才コンビのビタミンSがしている。
単にマイコがお気に入りだから視る事があるのだけれど、大阪の街ってこんな感じ、とわかるのでご紹介。
サイトの下の方で、放送した番組が動画で視る事が出来る。



大阪市 十三フレンドリー商店街