Nonsection Radical

撮影と本の空間

優臥な一日

2012年03月18日 | Weblog
どうやら孫に風邪をうつされたらしい。
ノドが咽痛で、カラダが老化したようにダルい(苦笑)。
大事を取って土日と優雅にベッドで横臥し、ソニーのリーダーに取り込んだサンプル本を読んで、買うかどうかをセレクトして過ごした。
ポッドキャストでクラシックを流しながら。
クラシック音楽は読書の邪魔にならない。
なぜなら、何度も言うが、知らないから。
知っていれば「ふふふ~ん、じゃ~ん」などと口ずさむのだろうが、曲名も曲の流れも知らないので、ただ優美な”音”が流れるだけで、BGM以外の何ものにもならないのだ。

サンプル本は出版社によって内容が異なり、一章丸々乗せているところもあれば、「はじめに」だけのところもある。
それを読んで、パソコンサイトのキープリストに登録するかを決める。
今のところ37冊キープしているが、実は有料で購入した本は1冊もない。
無料の「青空文庫」で100冊ほどダウンロードしているので、今はそれを読むのが忙しい。
それが終われば、おいおい購入する予定だ。
と言っても、まだ電子書店のリーダーストアで欲しいと思っている本が全部あるわけではないし、価格の点からも、今後も”リアル”書店と古本屋さんを随時利用して”かしこく”購入する予定だ。
それに、どうしても電子書店では本との出会いが不十分なのである。
本屋さんなら平積みしてあるものからの出会いとか、背表紙が誘惑するという奇跡にも巡り会えるので、それはまた効率的とは別の楽しさが味わえる。
まだまだ電子書店では気軽に手に取ってパラパラという事が難しい。
ただサンプルがあるのは、やはり便利だ。
ただ、サンプルを選んでダウンロードし、それを本体に転送するという流れがスマートさに欠ける。
アップルのiTunesのような、ダウンロードと本体の同期などのスマートさと比べて見劣りしてしまうと感じるのだ。
結局その”ソフト”の問題が、すべて現在のソニーのダメさ加減を表していると思える。
ウォークマンやスマートフォンなどアップルと同様の(あるいはより優れている)ハードを開発してはいるのに、ソフトが現在では肝心であるというのがわからないのか、開発出来ないのかは知らないが、ハードがあってもハートがないと感じてしまうのだ。

といいつつ、リーダーを利用しての”読書”はなかなか快適で、不便さを騙し騙し使ってはいるのだけれどね。
でももっと使いやすい「サービス」が他で現れたら、アッという間に消えてしまうぐらい未完成の「サービス」だから、ほんの数年先にはどうなっている事やら。




大阪市福島区 野田新橋筋商店街
コメント
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