闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

掲載写真の倫理

2010年07月15日 21時57分39秒 | Weblog
まだ1か月ほど先になりますが、また御巣鷹山に暑い夏がやってきます。
1985年8月12日、日航123便、数人を除いて亡くなられました。

私が中学生時代に一生懸命見た番組、NHKの八犬伝という人形劇の
ナレーターをされていたのが坂本九さん、ウイットのある話と
軽快なしゃべり口で、とっても楽しかった事を覚えています。
その坂本九さんも、残念な事に同機に乗っておられ、去って行かれました。

どうして今頃、日航123便の話を持ち出すかといいますと
先日、ひょんなことから、墜落直後の写真が掲載されている
インタ-ネットサイトを見かけ、大変衝撃を受けたからです。
あのような悲惨な現場の写真を掲載してよいのかどうか
私は大変理解に苦しむところです。

詳しくは申しませんが、木にぶら下がった大きな肉片
土の中から突き出た裸足、真っ黒に炭化した遺体・・・
とても正視する事もできないような写真ばかりです。
もちろんその写真を撮ったのは、救出隊や自衛隊と一緒に現場に行った
報道カメラマンがとっておりますから、鮮明で、冷淡で、正確なんです。
私がもし遺族だったら、到底耐えられません。

インターネット空間って、表現の自由という点で寛容な媒体ですが
このような死者に対する冒涜とも思えるものを掲載して良いのでしょうか?

それから真偽の程はわかりませんが、123便は事故で墜落したのではなく
自衛隊の訓練中の誤射だという説がささやかれています。
まぁそのあたりまでなら、まだ許せますけど
米軍攻撃説やUFO衝突説まで出てくると、怒りを覚えますな。
この事故で、実際多く人命が奪われているわけですから
それを面白おかしく語るのは、不謹慎この上ない。

でも政府側にも問題があります、事故当時からずっと非公開だった
当時のボイスレコーダーが、最近公開されています。
しかし全部じゃない、一部は明らかに何らかの編集がなされていて
真実は闇の中という疑惑つきの公開だそうだ。

その公開された中にも、どう考えても納得のいかない部分がある、
それが最初の爆発音がする15秒くらい前、その時
コックピット内で「気を付けて」という発言が連発しています。
もしいきなりの隔壁破壊だったとしたら、この「気を付けて」は
次に起こる事故を未然に予言したことになります、変ですよね・・・

それに爆発音の後の基調の発言、政府発表では「何かが爆発したぞ」と
なっておりますが、何人かの専門家は「何かがぶつかったぞ」と
聞こえるので変だと言っているそうだ。

まぁ私にはどういう原因かは問題ではなく、
最初の方に書いたインターネットでの写真の公開モラルに
一言言いたかっただけです、子供には到底見せられません。

今日目についた記事:
 ・レジの指紋、窃盗時でなく製造時…誤認逮捕
  全く日本の警察の質も低下したねー

今日の気持ちステータス:

今日の一言
 黙とう・・・・