闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

企業風土が違いますな

2010年02月08日 11時38分02秒 | Weblog
今朝、一時的に日経平均株価が10000円を割り込みました、
先週末、NYダウが下落しましたので、その影響を受けています。
日本経済の先行きが不透明であると同時に、オバマ政権の経済政策が
うまくいっていないことが、下落の大きな原因になっていますね。
トヨタの相次ぐリコール問題も、深く影響しているでしょう。
アメリカにしても日本にしても、景気をジャンプアップさせる
起爆剤が見当たりませんな・・・

昨日、ある番組で、東大阪の有名な社長が語っていたのですが
現在は「不況」でなく「普況」なのだそうです。
確かにバブル景気を経験していますから、バブル崩壊やリーマンショックで
不況と感じるのですけど、本当は現状が普通な状態かもしれません。
ただ、デフレは普通じゃないので、デフレからは脱出したいですけどね。

さて、キリンとサントリーの経営統合話が打ち切りになったと
各ニュースサイトで報道されています。
その報道では、統合比率など経営的側面で合意が難しかったようですが
この統合の話が去年最初に出てきた時に、絶対、無理だと思っていましたよ。

だって、片や上場企業で、片や非上場企業、
また企業風土が全く違うじゃないですか、片や伝統的、片や革新的、
そして追うものと追われるものですからね
どちらも世界を見据えての交渉だったのでしょうけど、
この2社の統合は、例えばJALとANAの統合以上に難しいでしょう。

しかし、キリンとサントリーが、高いハードルを知りつつ交渉に入った
ということは、これ以外の組み合わせでも「あり」という事ですよ。
それに経営統合は、2社間だけとは限りませんしね。
これを皮切りに、アルコール・飲料メーカーの大規模な再編が
起こる可能性もあるでしょう。
私は、化学系企業と飲料系企業のM&Aもありそうな予感がするのですがね。
企業名はさすがに出せませんけど

あと、中国系企業の日本企業買収も加速すると思いますよ。
さすがに中国企業と日本の大企業という組み合わせはないでしょうけど
中国企業と新進の中堅日本などの組み合わせは、十分考えられます。
中国が世界に投資している勢いはバカになりませんし、
腐っても日本ですので、日本ブランドは欲しいはずですからね。

そうそう、キリンも日本国内でM&Aして世界を狙うんじゃなくて
中国の飲料メーカーとM&Aするだけでいいんですよ。
中国のアルコール消費量は、人口が多いだけに日本の比じゃない


今日目に付いた記事:
 ・東証大引け、3日続落 2カ月ぶり1万円割れ キリンHDは急落
  結局、終値で10000円切っちゃいましたね・・・
  ユーロ圏のギリシャがヤバそうですから、何か不穏な感じが・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 普況ね・・・言いえ得て妙ですな