闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

芸術と無縁な私が・・・

2010年02月07日 10時15分57秒 | Weblog
今日は昨日とは一転、春の日差しを感じるとっても良い天気です。
庭には、まだ2・3cmの雪が積もっていますけどね、
普段雪を見慣れてないだけに、雪を見るだけで寒さが倍増しますな。

さてさて、私は芸術とはとんと縁のない者です、
というか、場合によっては、芸術と対極にある立場であることすらありますが
時たま、自分にないものとして、芸術に強い関心を持つ場合があるんです、
人間というものは、何とも矛盾した生き物だと思いますけどね

その芸術と無縁な私が、現在、興味を持っているのが仏像と
「医学と芸術展」(~2月28日、東京・六本木 森美術館)です。

後者の展覧会は、近所で開催されていたら、是非、何度も見に行きたいと
思うような展覧会で、レオナルド・ダ・ビンチの有名な解剖図や
円山応挙の座禅を組む骸骨図、また義手や義眼なども展示されています、
すなわち、医学という学問の中や人体の不思議という中に
芸術を見出した異色の展覧会となっています。

最近、大規模工場の写真集が一部で大変なブームになっているように
工学や産業の産物には、ある種の美しさが存在しますから、
決してそれらと芸術が別物ではないようです。
私は、シリコンウェハ上に印刷された電子回路の中に、
規則的な美しさや人間の英知を感じますが、変ですかね

私がもう一方で興味を持っている仏像ですが
これはちょっと前に東京で阿修羅像が展示されて、
それを見にきたファンの人たちとは、少し興味の視点が異なります。
多分、ファンの人たちは、その像の美しさや神秘性木目の美しさや
精神世界の具現的表現として、興味をもたれていますよね。

私の場合、仏教における人間の精神活動の産物としての仏像に
大変興味を持っております。
すなわちそれを創った人が、それを拝する人たちに何を伝えたかったのか?
仏像を通して、何を表現したかったのか?という事です。
単に仏教世界の仏様を、木造や銅で具現化したものではないでしょう。

現代でこそ、仏像は芸術作品のように扱われている反面がありますが
元々は、すべて拝むための対象物ですからね。
そこに込められた作った側の思いと、拝む側の思いの深さを
仏像の中に感じるのですけどね・・・
と、およそエンジニアとは思えないような観点から仏像に興味をもっています


今日目に付いた記事:
 ・賃上げ「なし」企業が4割 10年度見込み、民間調査
  なかなか厳しい状況が続き、この調子だとデフレ解消も難しいですな

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 ゴミの山の中にも芸術あり