闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

特性を生かした経営

2009年05月08日 10時23分36秒 | Weblog
昨日、BGMとして衆議院予算委員会を聞いていましたが、
民主党の菅さんの質問は、久々にヒットでしたね。
いつも、どーでも良いような質問が多い民主の質問ですが
昨日の質問内容なら、まぁ及第点でしょう。
今日の午後には、鼻息荒い細野さんや馬淵さんの質問がありますから
なかなか面白そうな内容になりそうです。


さて、NHKの番組で「知る楽」というのがありますが
その中に「仕事学のすすめ」という新シリーズがあります。
先月は、カリスマバイヤーで、藤巻商店社長・藤巻幸夫さんの
「人心巻きこみ力」で人脈や組織について、熱い組織を作る方法論など
いろいろ面白い手法などが紹介されていました。

今月は、東京日産自動車販売株式会社の社長であり、
伝説のトップセールスマンである林文子さんの「おもてなし販売論」です、
大変申し訳ないことに、このシリーズが始まるまで林文子さんという方を
存じ上げなかったのですが、凄い方ですねー、パワフルだし気配りが凄い。

お客様への気配りはもちろんのこと、部下への気配りも凄いです、
男の経営者だと、なかなかこうはいかない、何故なら
男の脳では物理的に気がつかない事柄ですからね。
それと「褒める」力です!つい文句を言いたくなる場面でも褒めるのだとか。

このブログにもしばしばコメント頂戴します佐藤様のリーダー論でも
「褒める」事の重要性を説いておられますが、
林さんも同じような事をその番組の中でおっしゃっていましたよ。
「褒められるのに慣れていない人」への褒め方も同番組の中で仰っていましたが
部下をじっくり観察して、どういう褒め方が一番効果的かを把握されています。

女性の場合、脳の構造上、細かいところまで目が行き届くので
「褒めるツボ」をたくさん持っておられるでしょうけど、
男性の場合は大雑把ですから、意識して褒める点を探さないといけません、
そのためには、多少、訓練と努力が必要になるでしょう。

まぁ一般的な話ですが、女性は色の違いを見分ける能力や行動観察力、
感情を絡めた記憶力は、男性よりずっと優れていますから、浮気は必ずバレます
妻帯者の方は、ご注意くださいませ

あと女性ならでは発想だと思ったのが、
「ほうれんそう(報連相)」は、上司の方から行うというスタイル。
狩りをしてきた男性の場合、上から下へ統制のとれた命令系統という
封建的スタイル身についていますから
上司から部下に対する報連相という発想はでてきませんね。
もちろん、実際はそういう男性上司もいるでしょうけど、
意識的に報連相しているという気持ちは全く持っていないでしょう。

その点、コミュニティ性生物である女性の場合、情報を共有するとか
相手の考えを知るとか相手と調和するとは、大変重要な事ですから
それらに対する能力は優れています。
ですから上司から部下に対する報連相という考えもすっと出てきたのでしょう。

この林さんという方は、男社会に自分を合わすのではなく、
(意図的か無意識かはわかりませんが)自分の持っている特性を生かした経営を
すすめておられるという点は、私たちももう一度自分を見直して
自分の能力を引き出すべきですね。

まだは「おもてなし販売論」の放送はあと2回あるので、大変楽しみです。


今日目に付いた記事:
 ・新型インフル警戒、入国者「追跡」悩みの種 保健所など「連絡つかず」
  ははは、全部が全部把握できると思っていたのですかね?甘い!!
  こうなる事は、あらかじめ見えているじゃないですか。

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 他の人の知恵は盗む