闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

やっぱり私はまだまだ甘いなぁ・・・

2009年05月19日 23時20分49秒 | Weblog
今日も夜遅くの更新となっております。

昨日、先日録画したドキュメンタリ宣言という番組の動画を見たのですが、
今回は余命1年と宣言された街道徳尾さん(37)という女性落語家のお話。
ガンと闘っている人はたくさんおられますが、この女性の凄いところは
余命宣告されて以後、落語家を目指された点です。

それもただ、落語家養成講座に通われただけじゃないんですよ、
何度も実家の福井から3時間かけて大阪まで通われて
やっと手にした落語家の道、自分と同じく病気と闘っている人に
笑いを届けたいという信念だけが支えだったそうです。

最初は十二指腸ガンだったのですが、それが様々な臓器に転移したので
あらゆる手段でガンと闘っておられます。
それでも落語家ですから稽古しなければなりません、その稽古がまた壮絶。
点滴しながらや治療しながら、はたまた検査の最中でも稽古です。

街道さんの命の期限は2008年8月、しかし現在もガンと闘っておられます、
もちろん高座にも上がって落語を披露しておられます。
人前では笑顔を絶やさない街道さんですが、痛みや抗がん剤の副作用
体力の低下などで、大変辛い事も多いだろうと想像しますが
実際は私の想像などを凌駕して、もっと凄い状態に違いありません。
治療の現場なんて、きれい事じゃぁ済まないですからね。

こういう生と死の狭間で闘っている人の迫力には本当に脱帽です。
一方、自分が今辛いと思っている事が、何でもないような気になりますね、
自分はまだ五体満足だし、ゼンソクはあるものの日々普通にすごせてるのに
ちょっと仕事が上手く行かないと悩んでいる自分の悩みが
何と贅沢な悩みであるかと実感すると同時に、
勇気をもらいモチベーションアップにつながります。

その街道さんの高座名は、桂三枝さんに命名してもらった「天神亭楽々」
この名前は、街道さんを絶望の淵から救ってくれた
「楽しい事は楽、楽な事は楽しい」という考え方からきているようです。
真剣に生きている人の言葉ですから、字面以上に重みがありますね。

あー、やっぱり私はまだまだ甘いなぁ・・・
とりあえず一生懸命はやっていますけど、どこか空気が抜けている。
まぁそれが長所と言ゃ~長所だけど、真剣みが足りないんだよなぁ・・・

将来チャンスがあったら、こういう素晴しい人と接する事ができるような
仕事をしてみたいものです。


今日目に付いた記事:
 ・遺伝子検査と感染数集計を取りやめ…患者急増で神戸市方針
  もうかなりの広がりを見せていますからね、でも決断はもう少し早くても
  良かったような気がしますが・・・

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 世の中には素晴しい人がたくさんいます