闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

サッカーに生きる武士道精神

2008年06月21日 13時06分28秒 | Weblog
現在、雨は上がっていますが、昨日から今朝にかけて京都は大雨でした。
梅雨らしいっちゃぁ梅雨らしいのですけど、
やっぱり雨の日はちょっとブルーなき分です。

今日は大雨の範囲が関東地方から東北地方に変わるらしいので
先日の大地震の地域では、2次災害の危険性がありますね・・・
回数や規模は小さくなったとはいえ、まだ余震も続いているようですし
被災された方々のご心中をお察しいたします。


さて、今朝の読売オンラインに「バーレーンやる気なし!?/W杯予選」
という記事が載っていました。

要は、バーレーンも日本も1位・2位ですからどーせ両代表とも3次予選は
通過できますので、いわば明日の試合は消化試合、変に一生懸命になって
怪我人が出たり、ペナルティで次の試合で出場できなくなる選手がでると
チームとしてマイナスになるというのがバーレーン側の考え方のようです。

一方日本側は、アウェイで負けているだけに、ホームでは是非勝ちたいと
士気は上がってリベンジに燃えています。
バーレーンの考え方はまさにスポーツの発想、日本の場合は戦いの発想
3次予選通過が確実であろうが勝ち負けにこだわる、このあたりが面白い!

確かにスポーツの観点からすれば、バーレーンの方が合理的な考えです
スポーツ競技の目的は、途中の経過はどうあれ最後に優勝すればいいんですから。
勝敗に関係ないとか、明らかにこちらが有利な場合は、適当にこなしておいて
力を温存して、本当に力を入れないといけないところで力を入れる。

しかし戦いでは、1戦1戦に意味があり、1戦1戦に勝つ事こそ
素晴らしい事であり、勝ってこそ明日がある。少しでも手を抜けば明日がない。
これは柔道の世界でも同じですね。もはや日本の柔道とJUDOは違います。

日本の選手は一本にこだわり一本を取りにいく、しかし外国人選手は
一本を取るのが目的ではなく試合に負けない事だから、リスクをおかして
一本など取りにいくより、こまめにポイントを稼ぐ。

戦いの精神がある日本人には、こまめにポイントを稼ぐJUDOは面白くない
やはり胸の好く様な豪快な一本で決まってこそ柔道。
負けた方は勝った方に敬意を払い、勝った方も負けた方の健闘をたたえる
これぞ日本の精神です。
サッカーという西洋発祥のスポーツにおいても、
日本人選手がそのような精神を持っている事は、大変興味深いです。
本当のスポーツマンシップは、武士道の中にこそあるような気がしますけどね。

ははは、でもそれでわかりました!
企業でもやっぱり事情は同じではないのかな?
日本企業の場合、勝ち負けにこだわりすぎて、姑息に生き抜く事ができないから
なかなか海外を拠点にして、増殖できないのではないだろうか??


今日目に付いた記事:
 ・
グリーンピース 手段を選ばぬ「正義」とは(6月21日付・読売社説)
  全くこれはテロリストの論理だ

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 現代に生きる武士道精神を見た