闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

見苦しいトップの言い訳

2008年06月13日 23時29分52秒 | Weblog
すべての責任を負うべきトップが、言い訳する事ほど見苦しいものはない。
つくり置きした点滴で死者まで出た、三重県伊賀市の谷本整形の院長の事である。

昨日までは、看護師が独断でやったの如く知らぬ存ぜぬ。
今日になって一転非を認めたと思ったら、多忙であることをタラタラと言い訳、
最後には涙を見せずして、なき脅しにもっていきましたな。
何と見苦しい所作であろうか、トップたるもの言い訳をしてはならない。

「すべては自分の責任」として頭を下げつつも
「朝6時30分から夜11時まで働いているんです」・・・と言い訳。
それとお亡くなりになった方とは何の関係もない、それは院長個人の問題である。
自分の責任を他に転嫁するトップなど、トップとしての資格がないどころか最低!

どんな事があっても、どんな事情があっても、どんなに批判されても
トップは言い訳せず最後まで責任をまっとうしなければなりません。
それがトップとしての使命です。

先日も少しこのブログで、企業のトップは従業員とその家族の生活を背負っている
と書きましたが、病院のトップならもっと背負っているものは大きいでしょう。
働いている医者や看護師の生活はもちろん、患者さんの命やその家族の生活
いやその人たちの未来も背負っているのでしょう?!

今日の会見で、自分の都合について終始した谷本整形の院長には、残念ながら
それらの自覚も、医師としての誇りさえ、その微塵も感じられませんでした。

しかしこのような院長、日本には五万と居るんでしょうね・・・
それにこの谷本整形、どのような処分が下るかわかりませんが
志の高い院長に交代するか、院長が余程性根を入れ替えるかしないと
また10年後20年後に、必ず同じような事故を起こすに違いありません。

これも以前、ブログで書いた事なのですが、
最近のこの手の事件を見ていると、本当に浅はか!思慮が足りませんね。
この作り置き点滴事件でも、細菌が繁殖する可能性を全く考えずに
作り置きして、温度管理されていない部屋に保管していた。
素人じゃあるまいし、少し考えりゃそんな事わかりそうなものなのにね。

逆を返せば、自分の仕事の中にも、ひょっとすると余りにも日常的なので
ついつい見逃して重大な落ち度があるのではないかを、
第三者を入れて検証してみる必要があるかも知れませんね。


今日目に付いた記事:
 ・<ネット殺人予告>大学生を事情聴取 大阪府警
  容疑者の通う大学が私の出身校だから、大学の面汚しに頭に来ています

今日の気持ちステータス: ようやくトンネルの終わりが見えてきた

今日の一言:
 男はつらいが、トップもつらい