主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
あぶらかたぶら
先日の夜、山中を縫う国道を
RZ-Rで縦横無尽に駆け抜けてきたわけですが、
道の駅で街灯に照らされた車体を見て気が付いたんです。
『ああ結構汚れちゃってるな~…』。
そんなわけで、
今日は折角晴れましたので洗車をすることにしました。
といっても、洗車って苦手なんですよね~
全然マメなタイプじゃないので(笑
弱音を吐いていても仕方ないので早速始めます。
※ご意見も色々ありましょうが、敢えて下記を残します。
まずは2stバイクの象徴(苦笑 オイル汚れから。
排気口であるチャンバー出口の汚れは言うに及ばずですが
これはRZに使っているバイクカバーですが、
乗車後に毎度オイルをふき取るような性格ではないので
すっかりカバーが真っ黒になっております。
この目に見えるオイルと煙が、2stが世の中で嫌われる理由ですが、
実際の所は、10年以内に乗り換えるエコカー(笑)なんかより
30年前のバイクに乗り続けている方が余程環境には良いのですよね。
エコカーの製造時のCO2排出量(=EN消費)は想像以上に大きいですし、
乗用車の排気量の大きいエンジンの温室効果ガスは250ccの比ではありません。
よく言われる事ですが、NOxに関しては圧倒的に4stの方が悪いのです。
逆に2stは燃焼温度が上げられないのでHCとCOが多く出る傾向にあります。
2stエンジン搭載のバイクが実質的に駆逐されてはや10年。
大気は現実にどれほど浄化されたのでしょうか。
エンジン技術の最高峰を競う場であるWGPやMotoGPに於いて、
4stと2stを比較するのに排気量を倍にしないと勝てなかった時点で
2stエンジンの方が能力的に優れていた事が証明されていますが、
真実はこういう事なんでしょうね、
【2stは金にならないから、エコだなんだとでっちあげて駆逐しよう】
そりゃそうです、メーカーの金ヅルの四輪車は既に全て4stでしたし
オートバイなんて好き者しか乗りませんので、そもそも金にならん。
世の中には目に見える悪者が、時として必要なものですから。
人間というのは本当に利己的な生き物だと思います。
決してエコや地球上の生き物の為などではなく、
利権こそが人と社会を動かす原動力なのは歴史の真実ですが、
せめてエコカーに乗っていい事をしている気分の人間には
そのエコカーにせめて30年は乗り続けて欲しいものだと思います。
※みんな解っているけれど、考えたくない嫌なお話終わり。
それでは気を取り直して洗車たーいむ。
シャワーノズルをつけたホースで、
全体的に水洗いをしてから中性洗剤を泡立てたスポンジでゴシゴシ。
気になっていた、黒で塗装されたエンジン回りとチャンバー。
ネイキッドは路面からの汚れを、露出した部分全部で受けてしまいます。
ただ、キャブ車なのでキャブ回りには水をかけすぎないように注意です。
洗剤を洗い流し、水気を車体を振りながら大まかに切ります。
仕上げはプレクサスを使用、
木綿の雑巾で拭き上げて洗車完了です♪
続いて、RZでは放置気味なチェーンメンテ。
それというのも”1AR型”RZ250Rにはセンタースタンドが無く、
車体とサイドスタンドのバランス的にもリアを浮かせるのが大変。
加えて、タイヤが細いのでスイングアームも細く
CBR1000RRで使用している手持ちのリアスタンドが使えません。
自ずと強引に持ち上げてタイヤを回すか、
広い場所でバイクを押し引きしながら注油するしかないのですが、
如何せん面倒くさがりですからね・・・。
そうも言っていられないので注油しましたの図。
カウルやナンバーも綺麗になって御座いましょ。
それにしても、今時のSSと比べると本当にタイヤが細いですね~。
こんな感じで本日の洗車は完了ですヽ(´ー`)ノ
折角なのでちょっとした動画も貼り付けてみます。
(ムービーカメラの存在を忘れていて、デジカメで録りました)
隣家と自宅の隙間なので、エンジンは吹かせませんが・・・(笑
ノーマルチャンバーではありますが、2st特有の甲高いエンジン音と
パラレルツインらしい「バランバランっ」とした音がしますね。
普段、パワーバンドを使わずにモッサリ走っていると
右バンクのプラグが簡単にカブり、
始動時は左だけの片排になっている事がありますが
先日しっかりとブン回してきましたので、
本日はチョークもなしに一発始動な上、ちゃんと両方が着火しています。
4stの場合は余程のヘタクソか整備不良でなければカブりませんが
2stはこういう部分も色々と気難しいものですよね。
それゆえに、手が掛かって楽しい乗り物でもあるのですけれど。
それにしても今日はいい天気です。
昼間はちょっとだけ暑いので、夜走りにいこうかと少し悩んでおります。
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ボクら人間は現代社会に生きてる以上、どうしたって地球を汚してますよね
所詮「地上のノミ」ですよ!
と、環境負荷の高い車に乗っている人間が言ってみる…
偽善というのはこういう場合に使うのだろうと
心から納得してしまう悪例です。
踊らされる阿呆も相当なものですが、
エコだなんだのと美辞麗句を謳い
金で消費を釣ろうとする政府には辟易します。
エコじゃなくてエゴですよね。
人間の住みやすい環境が正道ではありえません。