主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
Fフォークが到着しました♪
ふっふっふ。今日も休み。
実は、今月度唯一の大型連休だったのです。
なんと大盤振る舞いの【2連休!】やほーい。
うーむ、ライダーとして間違っている仕事ですよね。
【FフォークのオクムラMEチューン記事です】
というわけで、
フロントフォークのオーバーホールをお願いしていた
スクーデリアオクムラ様より、予定通り1週間で戻りました。
朝起きてワクワクしながら待つこと少々。
我が家は、出勤が遅めで仕事の帰りが遅いのを知ってか
クロネコヤマトさんが早めに配達して下さいました。
早速箱からゴソゴソと取り出します。
丁寧な梱包を解くと、ぴかぴかになったFフォークと
交換されたスライドメタル類、純正のスプリングが出てきました。
純正スプリングは、極端に短くカラーを噛ませてあったのが解ります。
同封の封筒には…
セッティングデータと、分解時の写真が入っていました。
MEダンピングチューンというメニューを選択し、
スプリングも交換して頂いているのでセッティングが変わります。
その為の覚え書きとして非常に助かりますね。
早速取り付けを…と思ったのですが
ここでどうしても気になることがありまして。
実は、こういった摺動するパーツに対して
適切且つ精密なトルクをかけられるトルクレンチが無かったのです。
一応、というレベルで
10年以上前にホームセンターで5000円ぐらいで買った
プリセット型のトルクレンチは持っているのですが
構造上あまりにもアテにならない品物でして。
しかも時間も経っているので、今現在正確な保証もありません。
加えて、安物ゆえか”低いトルク”が計れないのですよね。
そんなわけで、取り付けを中断しまして
マトモなトルクレンチを求めてカブで工具屋へ。
工事関係や自動車関係の方が買いに行くような
まさに専門店っぽい店が近くにあることを覚えていたので
そこに行くことにしました。
結果は大正解。
プロツールのお店ゆえに高級品が多かったですが、
ずっと欲しかったものが買えました♪
KTCのデジラチェです。(下の銀のが今までのものです)
ラチェット機能つきのデジタルトルクレンチなのですが、
トルクをかけていくときの力の変化が
ブザーとLED光で解りやすく知らせてくれるので
LCDが見えない場所でも非常に便利です。
お値段はまぁ…メーカー希望で25300円と高価ですが
精度保証のある範囲では、
12N・m-60N・m、設定値では6N・mも計れる優れもの。
これで、手トルクで感じにくい低めの領域もバッチリです。
因みに、僕が買ったのは旧型。
お店にこれしか無かったのもありますが、
固定ハンドル専用の新型よりも好みだったのも理由。
適切な力点に力を加えるのは工具の基本ですが、
それを破ると容赦なくエラーが出るのが素敵ですね。
さてさて、工具も買いましたので
早速逸る気持ちを抑えつつ取り付け開始です。
ハンドル位置などを調整しながら、
各所のトルクを管理しつつ締め付けてゆきます。
先日外したカウルもしっかり取り付け。
無事取り付けが完了しました~♪
写真を見ていただくと解るのですが、
オクムラさんにメンテに出した証としてシールが貼られています。
SHOWAシールと、MAGICAL EFFECTシールですね。
性能には関係がなく些細な事なのですが、
シールが見えるように取り付けしてしまいました(笑
この後フロントスタンドを外し、
各部の締め付け確認をしてからテスト走行です。
ちょっと長くなってしまったので
走行しての詳細な感想はまた後ほど。
明日からまた仕事だ~
フォークも無事取り付いたので、心おきなく仕事できそうです。
酷い目にあった。うげぇ…
ちょっと綺麗じゃない話になります。
死にそうなのは臭いなんです。
なんの匂いかというと…怪しい安物香料の臭い。
それというのも、
バイクの整備をしたあと、テスト走行に出かけるわけですが
整備の時に着ていたシャツをそのまま着て走り出しました。
夏場の整備ですから、それなりに汗をかきまして、
『ちょっと汗くさいなぁ…』などと思っていたんです。
テスト走行で誰に会うわけでもないので
放置でもよかったのですが、なにやら気になりまして。
まぁ…お年頃ですからね。
…ごめんなさい嘘を言いました、いい歳です。
丁度ハンカチを忘れてきたのも思い出しまして
手近な所にあったドラッグストアに入り、
ウェットティッシュみたいな顔を拭くものを購入。
ついでに
コレ買ったんです。お値段は650円ぐらいだったはず。
AXEっていう、最近しきりにCMをしている香料。
因みに普段の僕は、
CHANELのEGOISTE PLATINUMという香水を愛用しています。
そろそろ切れそうなので買わないとなぁ…。
そんな僕が、テキトーに選んだのは
たまたまパッケージが使いやすそうだったからと
シトラス系の爽やかな香りだと書いてあったからです。
駐車場のバイクの所に戻り、
早速パッケージをあけて2回ほどスプレー。
この時はそこまで気にならなかったのですが…
メットをかぶって走り出すとそれはやってきました。
「くっせぇぇぇぇぇぇ!!なんだこの下品な香りは!!」
-数分後-
「気持ち悪くなってきた…吐きそう…頭痛が…」
まさに生き地獄でしたね。
そもそも、バイクで走っていても臭うほど強烈なのも凄いですが
一言で表すと【カメムシ臭】なのです。
バイク気分が吹っ飛ぶ程酷い臭いです。
そういえば、電車の中やどこぞの店内で
この臭い嗅いだことあるなぁ…同僚にも居たかな。
まさか本人に
「臭いんですが、どこの香水ですか?」などと聞けるわけもなく。
ただただ辛い思いをしていたんです。
以前通っていた職場最寄りの
千代田線の外苑前駅の構内でも、
【金魚鉢のコケが腐った臭い】みたいなのが
立ちこめていましたっけ。
あれはカルバンクラインだったかなぁ。
世の中で流行っている所を見ると、
若い連中はこういうのが好みなのでしょうか。
TVのCMなんかでは、若いメスがこれに群がっていますよね。
体中に吹き付けている小僧・小娘も多いですね。
…若い奴らの好みはわからん。
こんな匂いに興奮するとかどんだけ変態なんだ…。
匂いってのも性癖と一緒で色々あるのは解りますが…
所謂、”ちゃんとした香水”と比べると
この手の商品は酷いものが多い気がします。
勿体ない気もしますが、これはもう捨てよう…。
この臭せぇモンを吹き付けるぐらいなら
バイクの排気ガスの方が1000倍マシですよ。