今日はお彼岸ということで墓参り。
配偶者のほうのお墓と自分のほうのと二箇所なのでちょっと疲れる。
二つとも都内なので楽といえば楽なのだが。
実家の墓は都内のさらに中心にあり、私の本籍もそこにあるのである。
ああ、このあたりにご先祖様がすんでいらしたのね、父の生まれたのもここで・・、と思うとただの家が並んでいるだけなのに妙に親しみがわいてくる。
父から山の手の空襲(5月の25から26日にかけて)にあって家が焼けてしまって田舎に疎開したりして大変な苦労をしたと聞いている。
今はもうそんなことがあったことすら思い出せないくらい閑静な住宅街である。
線香は焚くな、が父の遺言である。空襲で焼かれそこらじゅう火の海だったので、線香は厳禁で水のほうがありがたい、といっていた。
なので、供花と水と祈りのみである。
お墓の近くに大きな椿の木があり真っ赤な椿が咲いていた。
いつも今頃はこの椿が咲いていてお墓参りの人々をもてなしてくれる。
都会のど真ん中のお墓なので家が迫っていて、昔はこんなに寺の近くに家はせまっていなかったのだろう。少し息苦しい。
祖父がなくなったのは昭和の中ごろ~後半で、祖母はかなり長生きで平成にはいって亡くなった。
幾度となくことあるごとにここにやってきて祈る。
自分の行く末を考える。
私が去った後、どのように弔われ、どのように葬られるのか。
所詮宇宙のちりにすぎないのだから、海に流すかそうするしかないように思えてくる。
河がいい。どこの河?
利根川か神田川でしょうね。
江戸っ子なのだから。
配偶者のほうのお墓と自分のほうのと二箇所なのでちょっと疲れる。
二つとも都内なので楽といえば楽なのだが。
実家の墓は都内のさらに中心にあり、私の本籍もそこにあるのである。
ああ、このあたりにご先祖様がすんでいらしたのね、父の生まれたのもここで・・、と思うとただの家が並んでいるだけなのに妙に親しみがわいてくる。
父から山の手の空襲(5月の25から26日にかけて)にあって家が焼けてしまって田舎に疎開したりして大変な苦労をしたと聞いている。
今はもうそんなことがあったことすら思い出せないくらい閑静な住宅街である。
線香は焚くな、が父の遺言である。空襲で焼かれそこらじゅう火の海だったので、線香は厳禁で水のほうがありがたい、といっていた。
なので、供花と水と祈りのみである。
お墓の近くに大きな椿の木があり真っ赤な椿が咲いていた。
いつも今頃はこの椿が咲いていてお墓参りの人々をもてなしてくれる。
都会のど真ん中のお墓なので家が迫っていて、昔はこんなに寺の近くに家はせまっていなかったのだろう。少し息苦しい。
祖父がなくなったのは昭和の中ごろ~後半で、祖母はかなり長生きで平成にはいって亡くなった。
幾度となくことあるごとにここにやってきて祈る。
自分の行く末を考える。
私が去った後、どのように弔われ、どのように葬られるのか。
所詮宇宙のちりにすぎないのだから、海に流すかそうするしかないように思えてくる。
河がいい。どこの河?
利根川か神田川でしょうね。
江戸っ子なのだから。