3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

AXNミステリー 不毛地帯

2018-04-30 16:44:45 | TVノート
不毛地帯が面白く、録画しておいたものを見ている。
AXNミステリーチャンネルでは、好評だからなのだろうか、また、不毛地帯をやるそうである。
山崎豊子の作品のなかでも名作なのではないだろうか。
シベリア抑留の過酷な時代を切り抜けてきた大本営参謀本部元軍人の壱岐正を唐沢寿明が好演している。
アメリカに負け焼け跡からどのように這い上がってきたか、われわれの先輩たちがそのようなミッションをもって高度経済成長を達成させたかがわかるような気がするドラマである。

城山三郎の「官僚たちの夏」もやっていて、こちらは通産官僚の話で佐橋滋がモデル、これと合わせるとますます、あの時代の経済面からの実像がみえるような気がする。

あれから幾星霜、日本は少子高齢社会となり、政治は混迷し、ろくな政治家がいなくて、政治的な絶望と閉塞感が蔓延している。

官僚もひどい。「官僚たちの夏」でみるような官僚は一体どこへ行ったのだろうか。
まったく、セクハラ次官だの総理のポチみたいな出世のためだけにこびへつらう官僚ばかりで頭に来るのである。

世襲の結果、首相の器でないものが首相になり、頭が悪くても首相になってしまって、国民はただただ困惑するのみである。
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