3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

なつぞら 最近つまらないよね

2019-08-16 13:01:50 | TVノート
一休さんと結婚式を挙げ、松島奈々子から料理のノートをもらうシーンは泣けた。
松島奈々子もよい演技をするようになったなあと感心した。
そこまでは良かったし、一休さんが、料理をし、妻を支える主夫をやっているところはほほえましく好感が持てた。

しかしだ。その後の風車の話である。なんかひどい話である。

山口智子がなんか変なのである。
サイタロウも変なのである。
ムーランルージュの踊り子が孤児のサイタロウを拾って育てた。おでんやのおかみさんをやりながら。
というストーリーなのだが、どうも配役がミスマッチなのではないだろうか。
子役のサイタロウはドンくさい感じで孤児の雰囲気が出ていたが大人になったサイタロウはモデルみたいな俳優で土もさわったことのないような感じで、戦争孤児だったなんて微塵も感じない。おれはイケメンであるといわんばかりのつまらない役者でうんざりである。

山口智子もカラフルな衣装で派手派手で、新宿の裏のおでんやのおかみさんという雰囲気ではない。スナックならわかるしバーならわかる。しかし、バーのマダムとしては山口智子は似合わないしねえ。

サイタロウとその育ての親のキャラクター設定の誤りとしかいいようがない。

まあ、ナツもいつもカラフルな衣装に身を包み、とても昭和30年代40年代のアニメーターとして「働く女」というようなイメージとはかけはなれている。あんな洋服、当時なかったよね。ぜったいなかった。ネックレスとイヤリング?なかったよ。昭和50年代に入ればあったかもしれないが、絶対あんなファッションはなかったと断言できる。あまりにもバカっぽい。知を感じないよ。

衣装係は何を考えているのやら。
時代背景を考えているとは思えない。手抜きか無知かやる気がないのか。

比べてはいけないが「おしん」の迫真の演技と時代背景にマッチしたセットや衣装と比べると、本当にNHKも落ちたなあ、と思うのである。
田中裕子と「すず」じゃあ、雲泥の差だから、年齢も違うし、仕方ないかもしれないが、あまりにもお気軽な配役と演技指導にバカヤローと思ってしまうのである。
朝ドラ100本の記念なんだそうだ。そろそろ田中裕子が登場するのか?どんな役で登場するのだろうか。楽しみなのである。乙羽 信子は亡くなってしまったので写真で登場するとか、だとしたらうれしい。草刈正雄の死んだ妻に乙羽 信子。田中裕子はすずが頼りにする産婦人科の女医とか。つまらないといいながらだらだらそんな期待している私なのである。




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