3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

安保関連法案可決で、日本は中東で敵視される、それでもいいのか

2015-09-18 10:57:47 | 現代社会論
毎日新聞 2015年09月18日
ペシャワール会の中村医師「敵視は確実」

安保法案、これだけの危険

 アフガニスタンで復興支援活動を続ける非政府組織「ペシャワール会」現地代表で「平和医療団」総院長の中村哲医師(69)が17日、毎日新聞の取材に応じた。参院特別委で安全保障関連法案が強行採決されたことについて「安保法案は日本が外国で軍事行動していくと打ち出すことだ。イスラム世界では米軍の友軍となる日本は確実に敵視される。我々も引き揚げざるを得ない事態になるかもしれない」と、現地の活動への影響を懸念した。

 中村氏が現在、農業用の用水路建設に取り組むアフガン東部のジャララバード周辺では過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓っている地域が出てきているという。「食べていけないから、雇い兵になってしまう。飢餓に苦しむ住民の生活を安定させる支援こそが本当の安全保障になるのに、日本ではそんな実情が知られていない」と話す。

 一時帰国中の中村氏は18日に再びアフガンへ向かう。「多くの反対を押し切って、法案を採決したことで日本は曲がり角を曲がった」と話す中村氏は「もし我々が撤退する事態になれば、支援を受ける何十万の現地住民にも影響が出る。安保法案は中東ではいいことがない。改めて廃案にして出直すことを祈る」と訴えた。

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日本は安保関連法を可決することで、イスラム世界ではアメリカ軍とトモダチと思われることになり、その結果、敵視されることになるということである。

安倍をはじめとして、安保関連法に賛成する人たちは、日本がイスラム世界でこれまで築いてきたものを一切破壊してしまうことを知っているのだろうか。まさか、知らないとはいわせない。それでもいいということで賛成しているのだろうが、その選択の責任は重いのである。

我々は、これから、自衛隊どころか、海外駐在員もイスラム世界からは敵視され、命が危なくなる。
平和憲法を世界に広め、戦争で平和は作れないことをもっと発信しなければならない。

絶望的な気持ちになる。
このところの国会の混乱。

平和主義をどう貫くのか、国会の暴走を抑えられない日本の知識人たちも、もっとやらねばならない。
頼みの綱は、定年退職した会社のしがらみがなくなった年配の人たちと学生たちかもしれない。

こんなところで書いている自分が嫌になる。仕事もあるが、シルバーウイークはとりあえず、国会周辺に出向くしかないだろう。
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