3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

飯館からフライブルクへ-from Iidate,Fukushima to Freiburug

2011-08-08 09:28:08 | エネルギー政策
8日の朝日新聞(朝刊)に福島県の飯館村の中学生18人がドイツの環境都市と称されるフライブルクに研修旅行に出発する記事が掲載されていた。フクシマで打撃を受けた飯館村、その中学生が環境を軸にしたまちづくりで有名なフライブルクに行くという。素晴らしいと思う。

自動車をシャットアウトし、路面電車を走らせ排気ガスから解放されている中心市街地の様子もぜひ学んでほしいと思う。FCフライブルクのスタジアムの屋根の市民発電所による太陽光パネルや風力発電所、徹底した環境配慮型のまちづくり。

そういうまちは決して一朝一夕にできあがったものではなく、専門家と市民共同型で長年にわたって形成されたというところを学んでほしいと思う。そして、「黒い森」のそばにもちあがった原子力発電所建設計画への反対運動がその原動力となっていること、緑の党の動きなど、政治的な側面もまた知ってほしいと思う。


コメント
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