3.11以後の日本

混迷する日本のゆくえを多面的に考える

理系離れを食い止めよ

2011-08-01 16:42:46 | エネルギー政策
原子力発電所の事故で、理系離れが進んではいけない。
発電所の増設はなさそうだが、廃炉、除染など関連の技術の発展は必要である。
世界を見渡せば、先進工業国では、多くの原子力発電所が稼働中であるので、それらに日本の原子力発電に関する科学技術を輸出することは可能であり、わが国には、それだけの高度な蓄積がある。原子核工学などやはり優秀な学生が集まる必要がある。今回の事故により、工学部に優秀な学生がこなくなってしまうのではと憂慮する。
それが理系離れにつながってしまっては、ものつくり技術立国のわが国の存在価値がなくなってしまう。

事故や東電の隠蔽体質、関係の研究者のむら社会的閉鎖性は批判されるべきではあるが、原子力エネルギーに関して、わが国の科学技術を大切に育てるために、もうすこし高所大所からの視点、冷静な議論が必要だろう。

報道ステーションの古舘氏とVS寺島氏のやり取り見て思う。
コメント
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