教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

にゃんきちの周りにも春

2013年02月18日 | その他

私は家族のデジカメ画像保存/整理係なので
時折母姉の画像をチェックしますが、二人とも短期間で
けっこうな枚数を撮っているので見るのも楽しい♪
姉はまったく接写の鬼で、リコーのコンパクトデジカメは好み
にぴったり。なのでカプリオR時代から使い続けているのです。

以下の画像はすべて、姉が先日リコーCX-6で撮影したものです。



6年ほど前にご近所さんに苗をわけていただいて以来
パラパラとしか咲かなかったロウバイが今年はよく咲きました♪
開花は近所の公園より2週間ほど遅め。
CX-6の画像は自分の使っていたキャノンと比べると
赤味が強く思えますが、とてもしっとりとして自然な写り。

あまりにも蕾が出てくるのが遅かったので心配していた水仙。
植え替えもしていないのに今年も咲いてくれてひと安心です。



先月3人(4人?)がかりで剪定した梅の木には蕾が。
この梅は遅咲きなので、楽しみはまだまだ先です。

姉もやはりにゃんきちを撮っていました。

洗濯物を干すため縁側のサッシをあけっぱなしに
している時は、不思議と室内に入ってこないというにゃんきち。
何と言っているのかわかればいいのに・・入っていい?とか
お腹すいたとか寒いよっとか訴えているように見えます。



あれれ。
母を見かけると大声で鳴きながらかけよってくるのですが・・
何か違うことを考えているような目ですね。

だめでしょっと外へ出すと



ぷいっと顔をそむけていなくなった・・・と思ったらすぐ戻ってきて
いつも入っている発泡スチロール箱の底でひとしきり爪とぎをして
イライラを解消しているそうです。

遠くを見つめる横顔。いつもすぐ近寄ってくるので
普段はなかなか見れない角度です。
何を見つめ何を思っているのでしょう・・。
本当に早くあったかくなるといいね~にゃんきち☆


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Sさんの水彩画完成

2013年02月17日 | 教室風景

Sさんは豊かな緑に包まれた古民家を描かれました。



「古民家」   水彩画   F6

真夏の太陽に照りつけられた茅葺屋根は銀色に光り
民家を包む緑も暑さにあえいでいるように濃い影を
落としています。葉一枚、板一枚にいたるまで手をぬくこと
なく描写され、どこを見ても味わい深く魅力があります。
清々しい風の吹きぬける詩情豊かな作品となりました。

近づいてみました。



緑の表現は豊かで幅広く手触りの違いまで感じられます。
小さく厚みのある葉は夏の日に煌き、重なりあった竹の葉は
やわらかくも量感があり、手前の木モクレンの葉は瑞々しく伸びやか。
代々古民家を守ってきた人々のぬくもりさえ伝わる丁寧な表現と
植物への優しい視点。見ているものを穏やかな心持ちにしてくれます。

どんなモチーフを描いても明るく爽やかな作品に仕上がる
Sさん。近作は緻密さが増し、独特の世界が広がりつつあります。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Sさんのページに掲載されています。こちらもぜひご高覧ください。




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2月四回目の教室日

2013年02月16日 | 教室風景

2月四回目の教室日はあいにくの空模様。
雪になるかも、の予報で雨の降り具合が気になりました。



天気のわりにあまり寒さを感じず、空調のためか
乾きも早く、効率よくゆったりと制作することができました。



午後にはSさんが水彩画作品を完成させました。
のちほどご紹介いたしますのでお楽しみに☆

雨は午前10時頃からサラサラと降り出しました。

ひと雨ごとに春が近づいてくると思うと足どりも軽く
仕入れたばかりの防水ニコンAW100を首から提げて
池へ急ぎました。



ふ~む、この池はまだ変化なし。
初夏にはヤマアカガエルのオタマジャクシが泳ぎ
シュレーゲルアオガエルの美声が響くこの池は
時に涸れ、アライグマの足跡だらけになったりするので
もうここに産卵するカエルはいないのかもしれません。
ヤマアカガエルが激減しているのかも、と心配になります。



ちがう池では、数日前に産みつけられたであろう卵塊がありました♪
タイマーを使いカメラを水に沈めてパシャ!

12日前に産みつけられたと思われる卵塊は



大きな変化があらわれていました!



もうどちらが頭で尾なのかわかります♪
はじめ1個だった細胞が分裂を繰り返し(卵割)、
やがて心臓が動き出し、ゼリー状の膜から飛び出す(孵化)
までの状態を胚といって、上の写真のような状態のものを
尾芽胚(びがはい)というのだそうです。

もうすぐ孵化!にぎやかになった池を見るのが楽しみです♪


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作品展のお知らせ

2013年02月15日 | 教室風景

「彩の会風景画展」が本日13時より始まります。





ベテラン50名の方の風景画を集めた見ごたえ抜群の作品展です。
Tさん、Oさんも日本画作品を3点ずつ出品されるそうです。
お近くの方はぜひご高覧ください!

「彩の会風景画展」

2013年2月16日(土)~2月21日(木)
午前10時~午後6時(初日午後1時~、最終日午後4時まで)

会場: 横浜市民ギャラリー3階
     (JR関内駅南口下車・改札南側正面)


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キランソウ咲く

2013年02月15日 | 散歩

朝の風が冷たいけれど湿っていてほのかに春の香り♪



いつもの散歩道でよく見る組み合わせのコサギとダイサギは
つかず離れず。コサギには飾り羽が出ていました。



うわぁっ大きい!



驚いて飛び立ったのはアオサギでした。
こちらも飾り羽が出ていて凛々しい表情。

いつもの小さな公園に行くと



キランソウが咲いていました!
なんて春らしく瑞々しい色合いなのでしょう♪



ロウバイは満開を過ぎても良い香り。
すこし赤みがかってきました。



優しげな瞳のアオジが近寄ってきてくれました。

この日は小鳥たちのさえずりがあまり聞こえず
いつもならジョウビタキやシメに会える場所に行っても
ハトばかり。もうそろそろ旅立ち始める冬鳥たちは
どこかで会議をひらいているのかもしれません。


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K-rくんピンチ

2013年02月14日 | その他

都会は苦手ですが、せっかく近くに行ったので
新宿駅で下車しました。



足早に歩く人々の流れに乗って



あっというまに新宿センタービルへ。
目的の場所は中地下一階にありました。



ペンタックススクエア内にあるペンタックスフォーラムです。
愛機K-rくんのメンテナンスに訪れたのは一年ぶり二回目です。

このところ画面に写りこむチリが気になっていたので
センサークリーニングをお願いしにきたのですが
日頃ちょとおかしいなと思っていた、同じ条件で撮っているのに
時々真っ暗、時に真っ白に写るのはどういうわけか
お聞きしました。サービスカウンターの方の応対は懇切丁寧!
カメラを預かっていただき、1時間ほど後に受け取る
ことになりました。

隣のギャラリーで開催中の写真展をゆっくり見たあと



お昼を食べようと新宿駅のほうへ戻りましたが
なんとなくビックカメラに寄ってインクや用紙を買い
本屋さんへ行って本を買い・・。どこへ行っても落ち着かず



結局センタービルに戻ってきて、ペンタックスフォーラムの
向かいにある、あるでん亭というお店をのぞいてみました。
以前来たとき行列ができていて、この日も混んでいたので
きっと美味しいに違いないと思ったのです。
ところがいざ店の前にきたらまったく食欲がなくなっていました。



カメラを受け取りにいくと、さらに胃が不調に・・。
サ-ビスカウンターの方のきめ細やかな説明でようやく
ミラー部分の修理が今すぐ必要なのだと理解しました。
私の大切なK-rくんが入院なんて!

軽くシャッターを押しただけですぐ連写してしまうな~
と思ってはいたものの、それがミラー部の故障とは。
どうしても今は無理なので、K-rくんは今月末に
なおしていただくことにしました。



地元に帰ってきてから早速、人の少ない公園で試写。
ありがたいこと写りこむにゴミはなくなっていて、気分スッキリ♪
お腹の虫も鳴き始めました。


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空から木屑

2013年02月13日 | 自然

少し前の教室日、上郷森の家まわりの森を歩いたとき
出会えたのは数種の小鳥。



頭頂部の羽毛が盛り上がっているので
一瞬珍しい冬鳥かと嬉しくなりましたが、よく見れば
黄色い・・・おなじみ可愛らしいアオジさんでした。
その日の気温や見る角度によって印象が違うものですね。

そのほかコゲラやメジロやシロハラをほのぼのと眺めつつ
のんびり歩いていたら、上から木屑が降ってきました。



これはもしや・・・



真上を見たらやっぱり!タイワンリスが幹をかじっている
ところでした。

この日はさらにいつも通る小道に



今までなかった真っ白な木が出現していてびっくり。



こんな根元まで・・。これもタイワンリスのしわざですが
ここまで徹底的にほぼ全体の樹皮をかじりとられて
しまった木は初めて見たように思います。



違う木でも。タイワンリスが樹皮を剥ぎ、にじみ出てくる樹液を
なめたり潜む虫を食べたりしているというこの光景。
毎年見てきましたが、この冬は特に多いような気がします。

食べ物の少ない冬を生きるのに必死なのはどの生き物も
同じ。けれどなんとかならないものか・・。
枯死した木とリスのどんぐり眼を見るたび複雑な気持ちになります。


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カワセミにも春?

2013年02月12日 | 生き物

川沿いを午後歩いていたら、100mほどの間に
3羽のカワセミに出会いました。
一羽目のオスは暗いところにいたので通りすぎましたが
二羽目は柵にとまっていたのでパチリ!

こちらもオスですね。
とても堂々としていて3m弱のところまで寄らせてくれました。



真っ赤な小さい足が可愛らしい♪
ずいぶん短く感じますが、巣穴に入るときなど都合が良い
のでしょうね。

このオスの行方を追うと、木の繁みに入ったのが見え
そこからはピー ピー と定期的に甲高いさえずりが
聞こえてきました。暗いところに目をこらすと、どうやら
二羽いるよう。
その後一羽のオスが飛び立っていき、さえずり続けていた
もう一羽がとうとう見やすい場所に出てきてくれました。



メスです!
もしかしたらカワセミたちは恋の季節?
繁殖期のオスは目当てのメスに獲物をプレゼントする
そうですね♪そのシーンを見たいものです。

水面が騒がしいので目を移すと



鵜が水中に出たり入ったりを繰り返していました。
近くにいたカルガモたちは迷惑顔。



手前はコサギ、奥はダイサギでしょうか。
いつも飛び立つところを撮ろうと思うのですが
つい見とれて撮り損ねます。



この日はなんと大好きなジョウビタキくんにも
会えました。もうそろそろ旅立ちのときですね・・。



食べ物探しに夢中のムクドリ
じっくり見ると複雑な羽色をしていますね。

先日大型犬に飛びかかられた場所を同じくらいの時間に
歩いたら、またリードをつけないままいるのが見えたので
あわててもと来た道を戻りました。同じ轍を踏むところでした~。
飼い主の男性はこちらに背をむけて後ろ歩きをしていたのですが
どうやら躾け中のよう。どうかうまくいきますように・・。
この川沿いの道はこれから蝶が出てくるはずなのです♪


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春の花咲く

2013年02月11日 | 散歩

晴れて少し暖かい、というので
午後遅く近所を歩きました。



小さな公園でたくさんの福寿草に出会いました!



水仙もようやく咲きそろい



梅の蕾はふっくらと♪
春の花は香りが最高~!ウキウキします。



ぼんやりとした表情のずんぐりしたこの小鳥は



シメでした。
こちらの気配を敏感に察したスズメやシジュウカラは
すぐさま逃げてしまったのに、シメだけは我関せず。
食べ物探しに没頭していました。



遠くを見つめるツグミは何を思っているのでしょう。



湿った春の風に喜びを感じているのかもしれません。

帰り道、やはり春の訪れが嬉しいのかリードをつけていない
シェパードが私の胸に飛びかかってきました。衝撃です!
ドロドロぐらいですんでさいわいでしたがウキウキから一転、
何とも驚き疲れた休日散歩となりました。


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Tさんの日本画完成

2013年02月10日 | 教室風景

Tさんは早春の山々を描かれました。



「白馬三山」   日本画   P10

三山の残雪はまぶしいほどに輝き、清らかな雪解け水が
流れる川と川原の石は、澄んだ空の青を映しています。
春の訪れを感じさせる近景と、芽吹いていない冬枯れの
中景の表現は早春らしくやわらかで、峰々の冷たい鋭さと
好対照をなしています。どこまでも爽やかな心洗われる作品です。

近づいてみました。



大らかに、時に繊細に描きこんだ複雑な雪山の表情は
透明感にあふれ、じつに優美です。手前の山々もその
量感と、はるかな奥行きと広がりが出るまで忍耐強く
岩絵の具を重ね続けた結果、雪山の素晴らしさに負けない
味わい深さとなりました。

Tさんの作品には特有のふわりとした空気感がありますが
近作はさらに力強さが加味され、凛とした趣をも感じます。
過去の作品はHP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Tさんのページの中に掲載されています。ぜひこちらもご覧ください。



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