ため池があればのぞいてまわり生き物の気配がないか確かめました。
風もなく静かです・・・
このような場所を巡った今回の旅で
一番出会った生き物はオツネントンボでした。
成虫の姿で越冬するというこのトンボ。
目覚めてすぐ繁殖行動をするそうですが、ちょうどその時期にあたり
本当にたくさんのペアが見られました。
ハート型になるまでの興味深いシーンを連続でご紹介します。
上のオスはお腹の先端にある精子を胸のほうにある副性器に移しますが
これを移精というのだそうです。
その後、腹端でつかんでいたメスを上に持ち上げていきます。
ゆっくりです
下のメスもお腹を曲げて上にひきあげ
腹端部をオスの胸へ持っていきます。
メスが受け取ってきれいなハート形となりました。
オツネントンボは周囲と馴染みやすい枯れ草色でピントがあいにくく
さらに逆光でよく見えず、おおまかに連続撮影しました。
拡大して見てみてびっくり、こんなシーンが撮れたのは初めてです♪
次回は忘れず動画に挑戦したいものです。