教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Hさんの新作鉛筆画

2017年07月23日 | 教室風景

Hさんは愛らしいお孫さんを描かれました。


「Who?」 鉛筆画 F6

本がずらりと並ぶ部屋で幼女が鏡越しにこちらを見つめています。
その純真無垢な瞳に心が洗われるようです。鏡像を中心にすえて
テーブルや背景などすべて創作し温かい物語を紡ぎだされました。

近づいてみました。


少女の愛くるしい外見だけでなく内側から溢れ出る生気や輝きを
描いたり消したり、時間をかけて見事にとらえました。配置された
それぞれのものが少女の生活や息遣いを伝えて世界にひきこまれます。

鉛筆という画材を楽しみながら理解を深めておられるHさん。
これから作品が増えていくのが楽しみですね。Hさんの作品は
HP「上郷の森 日本画教室」内の“作品集”の中の
Hさんのページにおさめられています


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健在だったゴマダラチョウ

2017年07月23日 | 生き物

この日も夕暮れ。駐車場が閉まるまで30分しかない!
速足で久しぶりに猫たちが集まる場所へ移動すると


いたいた♪


笹薮のまわりでは猫たちが夕涼みしていました。
皆ゆったり、元気そうです。

ゆっくりする間もなく次はクヌギ林へ。虫の集まる木があるのです。
すると・・


あっ、ゴマダラチョウ!


同じ場所で5年前に見たっきり。アカボシゴマダラを見るたびに
生存競争に負けたのだな~と残念に思っていました。
また会えて嬉しい!短い動画を録ってみました。


なんだか品がよい。。モノトーンの体に口吻の黄色が目立ちます。


こちらがゴマダラチョウと競合しているのではと心配している
外来種のアカボシゴマダラ。近所では圧倒的に多く
なんといっても大きく、迫力があります。
1998年に神奈川県で記録されて以降、南関東で定着、静岡県、山梨県
でも確認されている(「日本のチョウ」誠文堂新光社より)。

アカボシゴマダラは意図的に放蝶されたといわれています。
目の高さのエノキの梢にいる幼虫はアカボシゴマダラばかりで
繁殖力の強さが伺えます。
採集したものを全く違う場所で放すなんて環境破壊です。


ヒカゲチョウは樹液の近くで待機


クロコノマチョウはこの日のねぐらをここに決めたようです。

薄暗くなると、蚊と話しかけてくる人が増える。。
駐車場まで小走りした忙しない夕暮れでした。

コメント (2)
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