教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

6月最後の教室 雨宿りする生き物たち

2024年06月23日 | 教室風景

夏至の日は一日雨、そして梅雨入り。

雨をしのぐ小さな生き物たちを探して歩きました。


目立つところで雨を耐えていた中型のサナエトンボ


キイロサナエのオスのようです。


側溝の水があふれて階段が小さな滝のように

見上げると


ノイバラの枝先にナナフシがつかまっていました。
風に揺られ、体には多くのダニが付いていて弱々しい。。


外灯にはクビキリギス
雨に加え風も出てきた中がんばっていました。

6月最後の教室日でした。


朝のうちは普通の降りでしたがお昼近くには猛烈な雨に。。
悪天候にも負けず参加された皆さんは作品展に向けひたすら集中。


画面の乾きは遅いものの、手順と技法を考え効率よく進めました。
午後遅くなると空が明るくなり小鳥の歌声が賑やかになりました♪


雨が小降りだった早朝、まだハラビロトンボは飛んでいて


ベニシジミも活発

ゆっくり歩いたおかげか小さなクモにもよく出会えました。


サツマノミダマシはとらえた獲物にササっと糸をかけていました。
捕まった甲虫はこのところ探していたアカガネサルハムシのようです。


卵のうを守る小さなお母さんグモは接写しても微動だにしませんでした。
カラオニグモなのかな。

6月に入ってからフクログモの仲間が作るチマキ状の巣を
見かけるようになりましたが


葉の先を小さく折りたたんだこれは小型でちょっと違う。

裏側から見ると


ハナグモがいました。
ハナグモのメスは葉を折り曲げ卵を産むそうなので
お母さんハナグモが我が子を守っているところのようです。


水面から20㎝ほど上がったところにアメンボが雨宿りしていました。

体の油を脚の毛に塗って水面に浮いているアメンボは
雨にうたれ続けると体が濡れて溺れてしまうと
NHK番組「ダーウィンが来た!」で見たばかり。
アメンボが大雨に弱いとは意外です。

懸命に生きる小さな生き物の姿に感動した雨の日でした。

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