Nさんはお孫さんの愛らしい姿を描かれました。
「春の足音」 日本画 F4
風は冷たい早春の頃。もこもこの上着を着た幼子が元気に道を
かけてきます。澄んだ光を受けたお顔はいきいきと輝き、笑い声
と可愛い靴音が聞こえてきます。春の喜びと希望が感じられます。
近づいてみました。
画面を立てて繰り返し岩絵の具を流しがけ、冬の清々しい空気と
春の暖かみを表しました。画材への理解と探究心が表情豊かな
力強い画面を創りだしています。溢れる愛情が心に響く作品です。
Nさんのお孫さん達の成長ぶりは作品で知ることができるのです。
過去の作品は制作順にHP「上郷の森 日本画教室」内の"作品集"の
なかのNさんのページに掲載されています。ぜひこちらもご覧下さい。
雨上がりの水辺。蒸し暑い森を歩いていると
久しぶり!ギンリョウソウに会えました。
暗い林床にぼんやり光って見えました。
少し高い場所だからか、いまだに花の残るウツギがあって
そこにスジグロシロチョウがたくさん集まっていました。
ふわり!
ミヤマカラスアゲハです~♪
翅が傷んではいますがやはり華麗。。目を奪われます。
ルリタテハも地面の同じ場所に何度もやってきていました。
川をのぞきこむと
ミヤマカワトンボのメスがいました。
ミヤマ、が名につくものは美しく近所では会えないものが多いので
嬉しい♪近づいても逃げないのでよく見ると
ガガンボの仲間を食べているところでした。
この日の夕暮れ、空を見上げると
レンズ雲というのでしょうか。
低い場所には黒い雲が広がっていて雨が降っているようでした。