教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

ミンミンゼミ対アブラゼミ

2010年08月18日 | 生き物
先日ブラフ18番館近くを歩いていたら
珍しくミンミンゼミが観察しやすいところにとまっていました。



翅が透けていてうっすら緑がかっています。



素晴らしい配色!
見れば見るほど美しい♪

同じ木の上部に



このアブラゼミもとまっていました。
前出のミンミンゼミは少しずつ木をのぼり
このアブラゼミはぐんぐんおりてきます。



江ノ電の峰ヶ原信号所のように上下ですれ違いそうです。

このあと近づいていきました。下の画像を
ダブルクリックしてみてくださいね↓。

< ミンミンゼミvsアブラゼミ >



ぼけていますが、すれちがいざま
アブラゼミが左足でミンミンゼミにジャブを入れているのが
おわかりになるでしょうか。大きさは変わらないけれど
アブラゼミのほうが気が強いのですね。

木にはそんなドラマのほか



羽化直前の幼虫が動いていました。



背中がパカッと割れる瞬間を見てみたいものですが
時間切れ。この幼虫はアブラゼミのようです。
緑色が強いというミンミンゼミの羽化直前の幼虫は
見たことがないので夏が去ってしまう前に
じっくり探してみたいと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エサキモンキツノカメムシ

2010年08月18日 | 生き物
新潟旅の帰りに寄った山梨の森で
目の高さにあるミズキの葉っぱを観察しました。
穴だらけ・・何がいるのでしょう?



花も実もきれいなこの木は
一年を通して昆虫に人気があるようです。



イラガの繭がありました。
抜け殻ですね。イラガの幼虫はその毒針にふれると
ショックをうけるほど痛いので要注意です(経験済み)。

葉裏には



背中のハート型がチャームポイントの
エサキモンキツノカメムシがいました!

この虫は昨年の岩手旅行の際



服にとまっていたところを記録してありました。



光に透けた足や触角がパステルトーンで
なかなか美しい♪

今回このエサキモンキツノカメムシは
ミズキの葉裏にたくさんいたのですが
み~んな卵を抱いたお母さん!



うわ~・・・
きれいな卵を必死に守っています。
このカメムシは背中のハート型もさることながら
子守りするカメムシとしても有名で、お母さんは
卵から1齢幼虫までのあいだ子供たちを
守り続けるそうです。撮影もそこそこに
頑張ってねと声をかけ、そっとしておきました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする