教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

草むらの生き物

2010年08月21日 | 生き物
近所の池周りを散歩していたら
アシが無残な姿になっているのに気がつきました。
どんなイモムシかな?と近づくと・・



バッタでした!
色も形もさまざまなバッタがどの茎にもとまっています。
バッタ目に属するバッタやイナゴの仲間は多くて
皆同じに見えてしまいますが見分けやすいものもいます。



これはショウリョウバッタ。
オンブバッタより大きく、飛ぶとキチキチ音がするので
キチキチバッタと呼んでいましたっけ。



これはツチイナゴなのかな?
バッタ、イナゴ類はこちらの気配に敏感で
カメラで迫っていくと、すばやくとまっている茎を軸にして
くるりと反対側に回ってしまいます。



もう花の終わってしまったハンゲショウにも。
ハンゲショウの草むらには
こんな小さな生き物を狙った



くもの巣が仕掛けられていました。
水辺のここはトンボも多いしなかなか良い物件です。
この中心が白い特徴のある巣は



以前森の家周辺で見かけたこの巣と同じ。
この時は裏側に回れず、巣の主がわからなかったのですが



作り手はナガコガネグモの幼体だったんですね。
こちらも敏感で、接写しようとしたら
突然激しく網を震わせ始めたのでビックリ!
しまいには震わせすぎて自分の巣から
落ちてしまったので悪いことをしてしまいました。

これから脱皮を繰り返し
バッタともども秋に成熟するのでしょうね。
時々この巣を確認したいと思います。




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