Aさんの日本画新作

Aさんの日本画の新作をご紹介いたします。



「いたずら風」　　　日本画　　P10

Aさんの今の制作テーマは“風”。
タンポポに似たこの愛らしい黄花と
茎の間に張られたくもの巣を風がゆらしています。
やわらかい紅色に染まった空色は
Aさんが特にこだわったところ。何度も絵の具を塗り重ねた
甲斐あって、しっとりとした味わい深い空間となりました。
この画像でわかりにくいのが残念ですが
黄色い花は厚みがあり、茎には白く細い毛が
びっしりと描き込まれています。
さらに今回手彫りで印をつくって仕上げに押し、
すみまで神経のいきとどいた力作が完成しました。

Aさんはさまざまなことにチャレンジしてきました。
HP「上郷の森 日本画教室」の中の“作品集”
のなかのAさんのページに過去の興味深い
作品が並んでいます。こちらもぜひご覧下さい。

Hさんの日本画完成

Hさんが新しく日本画を完成させました。



「玉楠の木の下で」　　　日本画　　F10

Hさんは横浜の山下公園近くにある
横浜開港資料館の中庭の光景を描きました。
玉楠の木（たまくすのき）と呼ばれる中心の大木は
江戸時代から2度の危機を乗り越え
この地で生き続けてきた古いタブノキ。
Hさんはこの木にひかれてスケッチに通い
枝ぶりのおもしろさと芽吹きの美しさをとらえました。
近代的なデザインでやわらかい色合いの資料館と
横浜の歴史を見守ってきた生命感あふれる樹木との
対比は面白く、美しい色彩とあいまって
見ごたえある作品となりました。

今までの作品も優しく色彩豊かなものばかり。
HP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”の中の
Hさんのページもぜひご覧下さい。

Hさんによるとこの作品は



上記の作品展に出品する予定だそうです。
この機会に間近で作品を味わってください☆