教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

Oさんの水彩画1・2月分(その3)

2010年03月07日 | 教室風景
引き続きOさんの水彩画をご紹介いたします。



「鎌倉 瑞泉寺」   水彩画  F6

花のお寺として有名な瑞泉寺の
仏殿を正面から描きました。
仏殿を覆い隠すように配置された松や梅の木の
表現に時間をかけました。
かさなりあう木々をどのように表現するか、
毎回色々な方法を試しています。




「鎌倉 荏柄天神社」  水彩画  F6

本殿の朱色が背景の青緑と響きあって
より鮮やかに美しく見えます。
御祭神の菅原道真にちなんで植えられた紅白梅と
木の間から見える本殿の表現に苦心しました。

本日ご紹介した6点の新作を含め
Oさんの作品はHP「上郷の森 日本画教室」
“作品集”のなかのOさんのページ
掲載いたしました。こちらもどうぞご覧下さい。

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Oさんの水彩画1・2月分(その2)

2010年03月07日 | 教室風景
引き続きOさんの水彩画をご紹介いたします。



「京都 大河内山荘よりの嵐山」  水彩画  F6

大河内山荘は、京都小倉山の南麓に
昭和の銀幕スター大河内傳次郎が
30年の歳月をかけて作り上げた名庭園です。
映画の場面が切り替わるように
さまざまな風景が登場するそう。
その中でOさんが選んだこの風景は
多種多様な樹木が大部分をしめ、
曲がりくねる道が奥へと続いていく・・という
構図と、軽やかなタッチがとてもOさんらしいですね。




「京都 嵯峨野」  水彩画  F6

大河内山荘へむかう途中にある美しい竹林。
嵯峨野といったらこの光景をイメージされる方も多いのでは。
凛とした清らかさをあらわすために余計な説明を省きました。
Oさんの感じた爽やかな緑の風が
流れているのではないでしょうか。



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Oさんの水彩画1・2月分(その1)

2010年03月07日 | 教室風景
雨の日が続いたため撮影できずにいた
Oさんの水彩画をまとめて6枚撮影しました。
制作順にご紹介いたします。



「東尋坊の断崖」   水彩画  F6

Oさんがこの冬、福井県に旅したおり
取材した「輝石安山岩の柱状節理」で有名な
東尋坊の“三段岩”とよばれるポイント。
紙の地をいかした荒波の白とのびのびしたタッチ、
思いきって入れた奇岩の影色が象徴的に
荒々しい冬の東尋坊をあらわしています。



  「東尋坊の海」   水彩画  F6

強い太陽光線が海面をきらきら輝かせています。
まぶしいほどの光を感じるこの作品には
確かに冬の太陽と冷たい風を感じます。
大胆な空の表現が効果的ですね。


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