新潟カウンセリング研修センター

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フクロウ(梟)に学べた人間(ひと)がいた  を知って

2013-12-26 07:28:56 | 私の声
 これまで何気なく利用していた新幹線だったが、きっとこれからは「梟」を想うであろう。車窓から防音壁は見えていたが、車体から発生する消音に、梟から学べたその人間の存在に、想いがいたっていなかった。
 「自然(しぜん)に学び・学べて・学ばせていただけゆける、自然(じねん)」
この身は、このようになっていた。私の誕生の前から。そして、今・ここ 誕生。

自分自身が納得できて、はじめて・・・

2013-12-25 12:47:59 | 私の声
 「自利利他」ということばに触れたのは、確か「歎異抄」のなかの記載からだったように思う。よそごとのような感覚だったようだ。それは、カウンセリングを学び始めて間もない頃だった。その後学びを重ねるにつれて、次第次第に私の身にならせていただき、人間関係を語るには、自利利他をはずしては語れない、と今にして言える。そのことばが、自分のものになるには、とにもかくにも自分に納得させてもらうしか、手はない、と納得することに。他人の答えでは納得になり得ないのだ。納得に至るプロセスが要るのだった。
 自分だけがいいという事実は、どこを探してもあり得ないのだ。したがって、人間(ひと)は自利利他になるために、学びが必要なようになっていたのだ。したがって、学ばないでいい人間は、そもそもいないのだ。学ばずに済んでいるのは、どうなっているんだ。

炊飯器のスイッチを押しつつ

2013-12-24 08:58:42 | 私の声
 訪れてきたことばは、語り合うこと・聞かせていただくこと、がなくなってきていたんだなあ・・・と。火加減や水加減が、その時のご飯のできぐあいになるのだから、自ずと真剣にならせてもらえていたようだ。ご飯を炊くときの真剣さが、今は懐かしい。炊飯器に印されている目盛りやスイッチに、火加減や水加減に聞かせていただく手間が、省けていたんだなあ・・・。手間がかからないことを、便利だと言っていたようだ。手間とは、相対しているものに聞かせていただく、語り合わせていただくことに思えてきた。そのことを省き、省かれて当たり前になったままの生活に、人間(ひと)は患っていくのだろう。いつしか精神が貧しくなって。思いやりも養われやしない。精神は糧を求めているはずだが、その求めになかなか気付きにくいようだ。また、気付きながら置き去りにして行けている。身体の求めには、すぐ行動できているのだが・・・・・・・。

ある行司の引退会見に聞く

2013-12-23 07:35:49 | 私の声
 念のため、ある辞書を開くと、行司とは「相撲で力士を立ち会わせ、勝負の進行・判定を司る役。また、その人」と。結びの一番だけを任されてきて、そして引退を迎えたその行司の方のことばが、私に遺った・遺らせてもらえた。「足のつま先だけを見ている。お客さんのように勝ちを見ていたら、判定を誤ってしまうだろう。過ちは許されない。横綱は神様ですから。横綱を見ていない。横綱は強い者と思ってしまっているから。行司にはなりたくなかったが、父親の勧めに逆らえずイヤイヤなったけれど、次第に好きになってきて、今は天職だったと思っている。」と。
 聞き違いに満ち満ちている日常会話の正体を、聞かせていただいたように思えた。そして、聞き違いに鈍感になっている有り様は「足元が・今ここが」見えないまんまが、置き去りになっているのだ。自ずから聞き違いになるようになっているのだ。「勝負を・話を・あの人を」を見たり聞いたりになっているではないか、と。聞き違い合いに、違和感が自身に感じられるかどうかに、ひとえにかけられているのだ。感じられて、学びという行動に遷せるかどうかなのだと。兎にも角にも、まず学びに入ることだ。なぜならば、学べてこそ「天職・好きに」ならせていただいているのだから。学びの場は、いつだって開かれているのだ。

独りにならせていただきたくて    一人ではなくて

2013-12-22 08:06:48 | 私の声
 学びの会を催します。一人では、虚しいではありませんか。ともどもに、独りにならせていただき合える場を、計画しました。「独り」にならせていただけたら、「分かち合い」の誕生になれるでありましょう。年齢・性別・職業等など、一切問いません。どなた様も、身ひとつでご参会ください。ただし、耳・目・皮膚・鼻・口等などを通して、精神の糧となる研修会費18,000円は必要です。カウンセリングに関心のある方・お子さんの不登校や学業不振や不適応でどう接していいかと困っている方・虐待が止められず悩んでいる方・家庭内や職場での人間関係を改善したいと思っている方・カウンセラーの道を目指したい方など、動機は問いません。
 ときは、H26/3/21(金・祝日)13時~・22(土)・23(日)13時まで。ところは、新潟カウンセリング研修センター(℡025-230-5320)
希望者には、研修会の案内を送付いたします。〒950-2022 新潟市西区小針6-61-10 新潟カウンセリング研修センターに、返信用封筒を郵送ください。