新潟カウンセリング研修センター

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性格は変わらない?

2017-07-31 07:18:17 | 私の声
 「こんな性格だから・・・」と言う言葉を、よく耳にする。あたかも性格は変わらないかのように、思っているらしい。早合点しているなんて、気づこうとしていない。いや、気づけずにはいられなくて、声になっているのであろう。❝知らぬが仏”と言う言葉があるように、知らぬは言っているその人と言うことだ。そもそも性格とは何ぞやだ。あると思っているその人に、聞かせていただくほかはない。性格は変わらないと思ったまま、悲観的に生きているほど不幸はない。性格って変われるんだ!の、体験がないのだから、性格は変わらないものだと思っているのも、ごく自然なのだが。いつまで、錯覚のままでいようとするの?錯覚のままでは、もういられない!と、自身に感じられるかどうかだ。未だ見ぬ広い世界への歩みが始まるのはね。
カウンセリング学習は、まさに性格が変われるダイナミックな学びの関わりの体験の場である。錯覚・偽り・空虚に気づかせていただける・・・明日学び合いします。

眼を疑う・・・・・

2017-07-26 07:48:56 | 私の声
過日、当研修センター主催の3泊4日のカウンセリング研修会を経て、その余韻が豊かに私を彩っている。あのことば・このことばが、活き活きと私に呼びかけてきてくださっている。終わってしまわない。ますます私を養ってくださり続けられている。独りの人間(ひと)にならせていただく道だ。限りなく広く・深い人間にならせていただける歩みに、安心してお任せできている。なんと平和なんだろう。頑張る必要がない。事実に値遇(であ)わせていただける歩みは。
 この度の研修会場でお世話になった会場は、阿賀野川の川べりだった。緑濃い水の色に感動した。4日目の早朝に部屋の窓を開けると、茶色の川を目の当たりにして、しばし眼が釘付けに。この茶色の帯のようなものは、確かに昨日まで見ていた阿賀野川かと。もしや道路では?と。自分の眼を想いが疑っていると言うできごとに遭遇。すでに見えている眼(身)に教わった疑いの思い(心)。私の眼を疑っていた想う私。ややもすると、阿賀野川って緑が濃い川だよ、となってしまいそうだったなぁ。危ない危ない!、常でないのが常なんだよ。眼に手に足に肌に口に、学ばせていただくんだよ。自分の声にして聞かせていただくんだよ。阿賀野川に聞かせていただいた私。自在の心・即応の身

ひと(人間)は、ことばを信用していない。あなたはどうなっている?

2017-07-22 10:51:06 | 私の声
 ひとはことばを信用していない。ことばを使っているのが、その証ではないか。もっとも、ことばを使っているも・信用していないも深い深い闇の中だ。一人で考えていても分からない訳だ。ことばは、あなたを見捨てない。どこまでもどこまでもね。あなたの声になるのを、ことばは待っている。いかなる状況にも応じられる・開かれている人間(ひと)に聞いていただけたらね。いかなる人いかなる状況にも応じられる自在な人間(ひと)を、カウンセラーと名付けられる。その昔、私はことばを信用していなかった。空虚さをも感じられないでいた。カウンセリングに出会い、ご縁に恵まれ生活が人生が楽しめている。カウンセリング(人間)の奥深さをいただけたからである。人生が苦しい・辛い・不安・一人で閉じこもりがちの方、まず電話をかけてみよう。

ことばが、かけがえのないことばに、あなたは聞こえてきますか?

2017-07-18 09:22:41 | 私の声
快い疲れに満たされている。3泊4日・24時間、生身の人間(ひと)と生身の人間のことばが、呼応し合うカウンセリング研修会を終えた今。人と人が言い合っているだけの現代は、心身が消耗するばかり。その人のことば・私のことばが大事になっていないからに他ならない。かけがえのないことばに聞かせていただける、関わりの学びである。水分・潤いが失われていたと気づくには、潤える関わりの体験が絶対に必要なのだ。川の流れを見て、草木に触れて、自分の声にして、自分のことばが・その人のことばが、聞こえてきて聞かせていただける学びだ。かけがえのないことばに聞こえてゆける学びだ。不幸は不幸のなかにいただけでは、不幸そのままにいただけない。そこでは、人は生きられない。不幸が不幸としていただけてこそ、カウンセリング研修のダイナミックさが、あらためてこの身に沁みてくる。一人では育まれない。一人では成長できない。この地・新潟の一人でもいい、学び合いの輪を広げていきたい。いつも開かれています。  新潟カウンセリング研修センター☎025-230-5320

分かち合いに優る慶びは、なし

2017-07-13 08:23:48 | 私の声
 明日7/14~17は、新潟カウンセリング研修センター主催・東京カウンセリング研修センター後援で、カウンセリング研修会を開催する。県内外の方々をお迎えして、午前9時から午後8時30分まで、じっくり学び合う。昨年もこの時期に開催して1年になるが、その間明日からの研修会に備えて、一つ一つ準備を進めてきた。いよいよと言う感だ。日常の生活のやりくりをして、遠くは長崎から北海道から、あちらこちらから足を運んでいらっしゃる。精一杯お世話をさせていただき、またお世話になりながら学ばせていただきたい。日常いい加減に・そして雑に・鈍感になっているこの身であるから、かけがえのない独りとかけがえのない独りに、ならせていただき合える学びになる。この学びをこれまで続けてきている身は、国会の場での関わり・他国間での関わりを耳にするたびに、関わりの貧しさを感じないではいられない。多くの人々に影響を及ぼす首相及び大統領や議員・そして子どもたちを育む立場にある教師や保護者には、学んでほしい。切に切に。独り独りが育まれるということは・世界中の和に通じていくのだという学びを、観念ではなく理屈ではなく、生身で学んでほしいのだ。