学座のご案内

　「カウンセリング」を単に問題解決の手段・方法と捉え、それらの技術の習得を目的とするのではなく、より意欲的・創造的な人間の成長を志向しつづける学習の育成を旨とし学座・研修会を開催しております。「全日本カウンセリング協議会」が設定するカウンセラーの資格を目指される方は、学座・研修会での学習によって、単位認定の習得が可能です。また、広く「カウンセリング」に関心のある方にも研修は開かれております。
●入門コース　４回　６，０００円
●基礎コース　基礎学習の第２期→１０月～３月　１２回　２９，０００円
電話かホームページ（新潟カウンセリング研修センター検索）から申し込みを受付ております。　☎０２５－２３０－５３２０（新潟カウンセリング研修センター）

盆踊りのこころ

　昨日８月１３日、購読している新聞・日報抄に目が止まった。「母親が逆さにつるされていたら、矢も盾もたまらず助けねばと思うだろう。～」の言葉から始まっていた。その言葉に予感が走って読み進めると、やはり予感が的中。
　毎年全国あちらこちらで盛んに行われている盆踊りを観るに付け、私は心から喜べないでいる。動作は大きい、衣装は派手、資金をかけ準備する盆踊りは、どうも経済効果をねらっているように思えてならない。古く生まれた盆踊り、今日になるにつれ、盆踊りの心が伝わってきていない。伝えられる人がいなかったのであろう。

　ただ踊っているだけでは、つまらない。派手を好まない人々は、離れて行くであろう。カウンセリングを学び始めて間もなく、師に教わった盆踊りの由来は、私から消えることは無い。８月のお盆を迎えると、ひときは私を潤してくれる。おそらくどの人にも響くものに違いない。誰もが、気づかないうちにやってしまっている、罪に目覚めたところに！？
　まさに、カウンセリングのこころ、といいたい。

　過日,学びに通ってきている方々に、伝承させていただいた。近々、地方創生のマネージャーとして訪れるところで、伝えさせていただく予定になっている。聞きたいと。

　由来を失っている盆踊りは、抜け殻だ。空しい。消滅の道をたどるであろう。