新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

「すみません」と言う言葉

2019-10-30 11:23:24 | 私の声
 「すいません」とAさん、「『すみません』と謝って済むことではない、そんな言葉を言わなくていい」とBさん、「その人にきた言葉として聞かせていただきたいものですねぇ」とCさん。痛くこの身に響いてきた関わりだった。
 「イライラしてさ」とBさん。Aさんの「すみません」を、Bさん・あなたは「謝っている」の自分の言葉で聞いてしまい、自分の「謝っている」の言葉に反応していたようですね、と私。「そうそう、そうなんです、そうでした、その人の言葉として聞きたいものですねぇ」とCさんに言われても、不快になっていたけれど、やっと落ち着けました」とBさん。聞かせていただき、伝えさせていただいた私が、Bさんのためにならせていただいたようで、お別れの時ハグを求められた。 

「すみません、今日休ませてください」と送信されたDさんのメールに、「『すみません』ってなったあなたのところ、聞かせてください」、となった私自身の「愚か・稚拙・聞けなさ」が思い出された。Dさんとの関わりに変化が起こった。無言が聞こえてきた。「すみません」と、私に言っているように聞いてしまい落ち着かなかったところからだった。「すみません」は、そのとき、そのDさんにきた言葉として置ききれずにいた。「すみません」となったところが、Dさんにありそう、そこをDさんに聞かせていただき、分かち合えるのでは、との思いがあった。「すみません」はDさんにそのとき、やってきたDさんの言葉の相でした。表情も音色も調べの見えないメールでの交信での陥りやすいところだ。

「愚かさ・聞けなさ・拙さ」に気付かせていただけた「すみません」の言葉でした。

カウンセリング“楽”習会「語らい」 への ご案内

2019-10-18 13:14:32 | 私の声
 このブログをご覧になられた方にお知らせします。
来たる11月7日(木)より、毎月第一木曜日に「カウンセリング楽習会『語らい』」を発足しました。時間は午前10時~12時、会場はクロスパル新潟です。新潟駅から3つ目のバス停、礎町から徒歩約2~3分のところです。
 年齢、性別、職業、動機など一切問いません。心身が不調、元気が出ない、苦しい、楽に生きたい、職場や近所の方と関係に困っている、子育てが分からない、介護や看護に疲れてイライラする、児童生徒の対応に困っている、子供の世話をしていてついつい乱暴してしまう、夫婦の関係を変えたい、自分自身を変えたい などなど、すべてに応じさせていただきます。どんな方にも開かれています。
 詳細についてお尋ねしたい方は☎025-230-5320(新潟カウンセリング研修センター)へ。


 カウンセラーを目指し、より深く広く学んでゆきたいという方は11月17日(日)11時~13時半に、カウンセリングの入門講座を行います。
希望の方は、お知らせください。申し込み先は、上記の電話番号に。

誰にも言えないことを語らいませんか。

2019-10-12 10:00:50 | 私の声
 語りたいけれど、語らせてもらえる人がいない。言ってみたけれど、言っていることが伝わらない。いつも頭の中がモヤモヤしている。頭が重くて、憂鬱だ。気が滅入って仕事や生活が楽しめない。精神科に罹ろうかと思っている。生きている意味を考えてしまう。爆発していまいそう等など、なっていませんか。人と人との関係で誰にも起こり得ることです。黙って我慢して生きてゆきますか。
 
 カウンセリングでは、どの人も希望の方向に向かって歩める関わりに出会えます。どの人もどの人も、全く違うからこそ、聞いてほしいし、育まれ合いたいのではありませんか。一人ではどうしようもありません。どんなに考えても、願っても、聞いてもらえるもう一人の独りの人が、どうしても必要なんです。育まれ合いのできごとに優る慶びはありません。月一回カウンセリング楽習会「語らい」にいらっしゃいませんか。ご一緒したいですねぇ。詳細の問い合わせ先は、新潟カウンセリング研修センター☎025-230-5320

「声」 一人独り みんな違ってみんないい

2019-10-04 14:57:17 | 私の声
10月に入り生涯学習センターに於いて生涯学習として、講座「カウンセリング」を設けさせていただく運びになった。希望者を募ったところ、お知らせ直後から、たちまち定員を超えた。希望する方の学びの機会になれるならば、との思いになり希望者全員を受付させていただいた。希望していたという男性は、平日の講座を残念がっていたとのこと。

 日ごろから如何にして必要に感じている方に情報を届けるか、に苦慮している身だ。講座を開設してみて、まずは大勢の方々のご縁をいただき、初対面だった全員の方々、お一人お独りの声を聞かせていただき、ワクワクしていた。音色も香りも彩も調べも、みんな違っていてみんないい。

 「カウンセリング」の捉え、「講座を希望した思い」を、お一人お独りに聞かせていただいた。ことばの相(すがた)で伝えていただいた。私のことばの相で応じさせていただく次回が楽しみである。「カウンセリング」の限りない深さ・広さに、どこまで触れさせていただけるかだ。表面的にしたくない。しかし、難しいものになってもよくないと・・・。