新潟カウンセリング研修センター

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自他は認識できているか

2013-12-10 08:34:47 | 私の声
 自分以外の他者と生活しているのには、一人一人に深い深い訳が課せられていたと思えている。自他の区別をつけさせていただける人間(ひと)になるんだよと。自他の区別を自覚できるように育み合うためには、どうしても他者が必要だから。自他の区別がつけられてこそ、独りが鮮やかに輝かせていただける。同時にもう一人の独りの人間(ひと)のかけがえのなさが、実感になってくるのである。実際の生活は殺し合っているように見えている。自覚のないままに。精神の飢餓に鈍感ゆえに、自覚にならせていただける学びへの道を、歩もうとする行動になっていかないのであろう。
 生きているこの世で学ばずに、いつ救われようというのだ。