新潟カウンセリング研修センター

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修羅場・トラブル

2013-12-15 08:32:48 | 私の声
 幸いにして、今の私には「修羅場」「トラブル」といったことばはない。二人以上の人間(ひと)と人間との、そのとき・その場の関係のありようを表すのであろう。激しく言い争うように聞こえた、その人間に思えたことばである。修羅場・トラブルと表しているときのことばは、互いに相手に向かっているはずだ。「語らい」「聞かせていただき合い」に、なっている・なろうと試みている関係には、およそ「修羅場・トラブル」のようなことばには、ならないのである。あくまでも、自身の「今・ここ」のありようが課題にならせていただけるゆえに。修羅場を招こうとする者はいないと思われるが、しかしときには、おとずれるのであろう。なぜならば、避けよう防ごうとして防がれるものではないのであるから。ただし、「ことばの相(すがた)に、唯・聞かせていただくだけ」が、この身の血肉にならせていただけていれば、自在に応じていけるのだ。倦まず・弛まず学べてこそ、血肉にならせていただける自在だ。