新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

声にする

2015-07-22 09:29:15 | 私の声
 声にすれば、そのまんまこの身に為になる学び合い・・・一昨日までの2泊3日、寝食を共にしたカウンセリング研修会を終えて、今想う。このようなできごとを体験できる場・とき・人間のいとなみを、カウンセリング研修会と名づけたい。お独りお独りに為になったところが、違っていてこそ尊いのだ。日常はどうであろうか。同じでなければ、認められないような、不自然が当たり前のようになっている恐ろしい人の世である。関わりの歪みの根源になっていることに、鈍感ではいられない。ことばにすれば、わが身の愚かさ・鈍感さに気づかせていただける関わりが、展開されていた。ことばは、わが身の細胞に沁みて歩める。単なる知識や説明では、いのちの納得には至らない。不自由になり、病気になり戦争になっているではないか。しかし、吾声にするところに、開かれてゆける手だてが、すでに用意されていたのだ。声にして、わが身が救われ続けられていけるは、人さまが救われていける道と信じ歩ませていただいている。

学び合いのないところには、真の平和は こない

2015-07-10 09:05:36 | 私の声
 戦争・自殺・他殺・いじめ・放火等などが、日常的に発生している。報じるたびに、どうして防げないのか、とマスコミでは話題になっている。繰り返されるのは、一人独りが自分事として、学びになっていかないからだと伝えたい。興味として聞いている・傍観者になっている自分に、気づけるかどうかだ。自分自身のなかに、間違えなく宿されている種があることに気付けるような、学びの場に足を運ぶことだ。自分だけは大丈夫だと、思っているのだろう。学ぼうとして行動しないのは。パンは買いに走るし、ご飯は食べるが、精神の栄養は摂ろうとしないし、気になっていても後回しだ。精神の栄養摂取は、容易ではないことも、学んでこそ思い知らされる。食事するように、呼吸するがごとく、コツコツ倦まず弛まず必要だということを。人間は生まれながらにして、学ばずにはおれない身になっていたのだと、今にして深く感じさせていただいている。学ばせていただくほどに、人間の奥深さを想わせていただいている。戦争反対と叫んでも、いじめはいけないと言ってみても、虚しく聞こえてしかたがない。積極的平和のために武器を用意し、味方をつくり、いじめを無くすためにアンケートをとったり、生活ノートを書かせたりで、役に立たないことは体験的に明らかではないか。そんな表面的な捉え方こそ最大の問題なのである。真の積極的平和への道は、武器や方法は要らない。吾精神を養うための手間にかけることしかないと、断言できる。行動・時間・経費を学びにかけてこそ、ともどもに豊かさを分かち合えると言える。そこに最高の価値を見いだせたのは、カウンセリングに出会ったお陰である。カウンセリング研修会の開催は、7月18日 14時~20日正午。問い合わせ先・申し込み先 025-230-5320(新潟カウンセリング研修センター)