新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

新型コロナウイルス感染症に直面して

2021-01-30 10:59:06 | 私の声
この度の新型コロナ感染症に直面して、人は何を学んだんだろうか。日常いろいろなものが起こっているが、世界的な規模で起こっているものが、人ごととして済まされない事態になっている。
「災難にあふ時節には災難にあふが善くて候」
は良寛ののことばだ。
「コロナ『禍』」のことばがマスコミなどでよく見聞きする。
見聞きした人たちに、なんの疑問にもならずに浸透し、使われている。
「新型コロナウイルス感染症」は、もはや邪険に扱われてしまっている。
マスコミの弊害を想うと共に、聞いたその人の聞きようにかかっている。
どちらにも、鵜呑みの体質?
カウンセリングの学びに託されている心だ。「尊重」
普段鈍感になっている心身に関心をよせ、気づかせていただくのだ。
新しい自分に出会える。人生が変われる瞬間が起こる。一人では出会えない。
「コロナ『禍』」がどう聞こえているのか。どう聞かせていただける自分になれるか。

カウンセリング関係において、変化が起こるのである。
日常の関わりでは、お互いに不幸にしあっている。
絶対の「尊重」が在る関係に、恵まれることだ。
カウンセリングは、受けるのが恥ずかしいなど、なんと取り違えている人の多いことか。
自分自身の変容・成長を期待し、人生を豊かに充実させたいと切実になった人の学びの場・ご縁にほかならない。

新潟カウンセリング研修センターでは

2021-01-21 14:31:30 | 私の声
 新潟カウンセリング研修センターでは、カール・ロジャーズを出立点に学び続けています。
人間(自分)とは、どうなっているのか。より深く、より自由に、より深く、自分に根ざして生きるとはを問い・問われ、能動的に学べる場です。
試みられる方々が、生き生き学んでおられます。思い立ったときが、始まりです。
随時受け付けています。ホームページの「つなぐ」で申し込みができます。
どなたでも、ライフスタイルを崩さずに学習を深めることができます。
迷ったり考えてから、になっていませんか。学びのチャンスを逃し続けるだけ。

カウンセリングに学び

2021-01-19 10:01:12 | 私の声
「どうしていいか分からない」自体に直面し、「カウンセリング」にであった。40余年前、不登校生徒に関わらせていただいたときが、きっかけになった。県の教育センターの指導教師に、全日本カウンセリング協議会主催のカウンセリング研修会の案内を手渡された。ご案内に掲載されていた会場を目指し、3泊4日の研修会に出かけたのが、最初であった。そのとき以来、尊敬する師に出会い、西洋思想、東洋思想にひたすら学ばせていただいてきた。
そして今、新潟カウンセリング研修センターを、全日本カウンセリング協議会の所属に承認していただき、当センターに通ってきている方々と育まれ合いの場になっている。
「どうしていいか分からない」は、学びに導いてくれた宝になったことばだ。
その「どうしていいか分からない」に直面して、人間とはどうなっているのかが、体得させていただいてきた。
どうか、大事にして!何事も無かったかのように、見ないようにしてはいないか。
毎日の目先のことに終始してはいないか。
空しくは無いか。生きている今、学ばせていただかずにいいのか。
自分自身が変わられる学びだ。頑張らなくていい。いのちは真の学びに出会いたがっているんだ。
果てしなく広く、限りなく深い世界に歩ませてくれるカウンセリングだ。まさに自分の想定になかった世界に、運ばれてきた。
カウンセリングは問題解決の方法だなんて、錯覚している人のなんと多いことか。
まず、足を運び学び始めることだ。

「どうしていいか分からない」

2021-01-08 11:49:00 | 私の声
「どうしていいか分からない」
このことばを言ったり聞いたりしているはず。

「どうしていいか分からない」と、あなたは声になりましたか。
声にしたあと、自分のことばが身に聞こえてきましたか。

聞いた相手のことばは、どんなことばがあなたに届けられてきましたか。
そのことばは、その場しのぎに終わっていませんか。真にあなたのためになりましたか。
希望になり、光になり。

「どうしていいか分からない」
と、相手のことばを聞いてあなたは、どうなりましたか。

「どうしていいか分からない」は、
声になったその人間(ひと)のいのちだ。
聞いたあなたの答えを求めちゃいない。
身に聞かせていただく他はない。
ただ、聞かせていただける人間にならせていただく道のりが必要。

2021年になりカウンセリング学習会を1/6に始め、聞かせていただいたことばだった。
人が救われるかどうかなのだ。ことばに聞かせていただける学びは。
次回は、1/11(月)13;00~16:00。当カウンセリング研修センターにて。
希望者は随時受け付けている。025-230-5320へ


 「形・命」と「相・いのち」

2021-01-01 08:48:48 | 私の声
 令和3年を迎えた今朝、人間が直接訪ねて見ることができない深海の生物を、テレビ画面が映し出していた、昨日は標高の高い山々を、その上空から頂をドローンが見せてくれていた。また、健康診断では内臓の細胞を、胃カメラで見ていただいている。また、新型コロナウイルスの形も、日常テレビで確認できている。それらを肉眼で見させていただき、感動したり、命が長らえたり、安心したり、どれ程の恩恵を受けていることか。
 時代が変わり科学は技術は、どこまでもまるで生き物のように、貪欲に止まることを知らない。物理的に肉眼に見える「形」ことは、人間が誇れる全てで在るかのように感じられ、空恐ろしい。

 2020年は新型コロナ感染症の拡大のなかで、育まれ合いの場として当研修センターでは、足を運んで来られた方々と共に、一筋に歩ませていただいてきた。コツコツいのちのいとなみは、止まらなかった。ともどもに十分に機能する人間にならせていただけるために。

 しみじみ、改めて想わせていただいている。ことばの相(すがた)は、実に人間に観えないようになっているものだと。実は肉眼では観えなくても在るんだよ。人生で最も不幸はなにかと問われれば、ことばの相に観させていただけないことだと。ことばを換えると、いのちに値遇(であ)わせていただけずに、呼吸が尽きることなのだから。生物として生きているだけに過ぎないのだ。人間として生かされる道があるんだよ。その道は、ことばの相を抜きにしては在り得ないのだ。自分が言っていることばは、自分のためになるようになっているのだが。
人間になる学びは、当研修センターで展開されている。途絶えること無く年中無休で継続中。

 学び合いは、人を動機を年齢を職業を選ばない。あなたが「やってみよう」と思い立ったときに、道が開かれる。やってみずして、なにごとも始まらない。やってみて、そのことを思い知らされるであろう。
2021/1/1の朝、語り初めに。