新潟カウンセリング研修センター

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より私になる歩み・きのう・今日・明日へ

2019-06-28 08:12:59 | 私の声
夜の庭は月が無数降りてきているように明るい。黄光を放っているのは、一夜・一夜でしぼんで往く宵待草だ。夜に開花するところから、月見草と呼びたいのだが、別にあると言う。庭の草木に遊ばせてもらっていると、時間がたちまち過ぎて、大慌てすること数えきれない。そっと、茂みを覗いて見たら、ねじり花が陽の光を欲しそうだった。さっそく移住させたのだが、気にいってくれるか?。ラッパ状の赤さのノウゼンカズラは、蟻に好まれている。近寄らないようにするも、蟻の知恵にはかなわないでいる。
刻々と変化し続けている事実を、観念ではなく庭の一本一本の草木に見させていただいている。吾が身の細胞の一つ一つの刻々と変化し続けていることは、この目で見えないが容易に推測できる。

カウンセリングに学ばせていただいてきている身、事実に値遇わせていただきたい。身の変化に意識の変化が、とおくおよばないゆえ、自覚にならせていただける私になりたい、が課題なのである。呼びかけられた言葉が声になり、より私にならせていただきたい。切実に。

あなたは変われる

2019-06-03 09:37:16 | 私の声
 あなたは変われるのです。変わり続けられるようになっているのです。変われるには、条件がある。まずは、あなた自身が変わりたいと心から欲しているか・そしてほんもののカウンセラーに出会えるか、言葉が大事になれるかどうか、だ。変われない人の傾向は、手っ取り早く答えを探す・飽きっぽくて根気がない・損得だけに奔る・勝手に分かって終って声にしない、人だ。
 今から40余年前、自分が変われずにいられない想いに突き動かされ、カウンセリングの場に足を運んだとき、変われること知り、以後変わり続けられてきている。一昨日・昨日と静岡にて、育まれ合いをさせていただいてきた。世界的に最も影響力のあったアメリカの哲学者の体験から、「この地球上で最も感受性に富み、最も責任性のある、最も創造的な、そして最も適応的な生物・・・」とある。まさに、学び(カウンセリング)を続けさせていただいてきている私の体験からも、うなずける。生涯止むことはない学びだ。
 人は、どなたも生まれながらにして変われる資質が具えられている。宝のもちぐされになっていることにも気付けないまま、息を引き取っていっている人々。残念に思うこと、極まれり。