新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

カウンセリング研修会を終えて

2019-07-28 08:35:41 | 私の声
  過日は鵜の浜温泉に会場を設け、今年度の新潟カウンセリング研修センター主催の研修会を開催させていただいた。全国各地から足を運んできてくださった方々と、寝食を共にして三泊四日の育まれ合いは、フリータイムを含め、これ以上ない充実し満ち足りたものだった。語る人も聞く人も、その自分が尊重になるところで、ともどもに育まれ合いにならせていただけるのだった。カウンセリングと言う名は、日常よく見聞きするし、してきているが、生身のその人のいのちがないがしろにしているものばかりだ。したがって、学校教育をはじめ、親子関係、国家間の在りようの貧しさは、地に落ちたままではないのか。憂いてばかりいられないから、自分をなんとか変えたい、苦しい、どうしていいか分からない等など、の方々に精一杯、私は手を差し伸べさせていただいている。育まれないでいい、と言う人はいないのだが、その方が思い立たなければ、関わらせていただけない。せめて必要に感じているがどこへ行ったらいいかと思っている人に、いつでも手を差し伸べさせていただける人が、ここにいると届けたい。

 「彩りが全く変わった。仕事できるのが楽しくなってきた。こんなこと言えたのが意外で嬉しい。来年の研修会に行くのが今から楽しみだ」「その人がその人でなければなし得ない言葉と動き。まるであの場が命を持っているかのような繋がり。不思議としかいいようがありません。まさしく『言葉は命』と言うところをかなりはっきりと体験させていただきました」などなど、その方に学びになったところが寄せられていている。

一人では独りにならせていただけない。もう一人の独りの方がいてくださってこその、育まれ合いになった。

苦は学びに!

2019-07-10 08:58:30 | 私の声
毎月一泊二日、静岡で学び合いをして久しい。今月は7月6日と7日に、七夕に因んで短冊に書いた頃を思い出しながら、「なりたい」私を語り聞き合った。毎日の生活のなかで、「なりたい」「ありたい」自分を見失っていやしないか。「ありたい」「なりたい」を先ず言えるだろうか。とかく物理的なことは言えても、精神のところはどうなっているか。
 有難いなぁ 学びが続けられてきているのは、「~になりたい」が、私にやってきてくれるのだ。身が声になりたい、感性を研きたい、広くなりたい などなどと。

 行いになっている生活の一つ一つは、その人間(ひと)のこれまでの学びのレベルのままだ。
「十分に機能する私になりたい」と切実だ。また今度とか、暇になったら、時間があったら 等と言う言葉は、今の私にはない。今ならせていただかないでいつがあるんだ。

 全国各地からの方々をお迎えして、7月12日~15日までの三泊四日の新潟カウンセリング研修会は、目前になってきた。連日準備に明け暮れている。
お世話させていただくことは、同時に学びにならせていただけること。研修会主催するからこその、関わりが起こってきた。「その方の現実」に聞かせていただき、その方のところ、私のところ が明確になり、安心に迎えられてきた。これまでカウンセリングに学ばせていただいてきたお陰さまだった。学びには苦労が必要!