新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

ほったらかしに していませんか?

2020-07-28 06:31:20 | 私の声
 「この頃 変だなぁ」「不安やモヤモヤ イライラに」「やる気がおきない」「人に会いたくない」「食欲がない」「死にたい」等などを、気にしないようにしていませんか。何事も無いように振る舞ったり、頑張りが足りないからだと、反省したり。
 
 その行動は、重症化の方向に向かうのです。実は、健康的になって往ける道は他に用意されているのです。その道は自分一人で考えては、開かれてはいけません。
 
 今、新型コロナ感染症の影響を受け、ますます不健康の方向に拍車がかかっているのです。人間の本来在りたがっている方向が急速に歪められているゆえに。ほとんどの人は一人で考え、一人で解決しようとしています。

 「助けて!」といえる人は、助けられて往ける人です。

育まれ合い・ともどもに

2020-07-18 10:07:25 | 私の声
 日本中・世界中は、今や新型コロナウイルス感染症に戸惑い続けている。マスクの着用、手洗い、3密に留意しつつ、私の関心は人と人との育まれ合いに在る。感染症禍にあっても、おろそかになっていない。
人は生まれながらにして学ばずには居れないようになっていたんだ、という点に気づかせていただいたことに起因している。誰しも、その人が意識になっていないが故に、人ごとのように、何事も無かったかのように平気で日常を過ごせているにすぎない。年老いてカウンセリングに出会った人は、「もっと早くに出会えばよかった。」「これまでは無駄な時間だったなぁ」「もったいなかった」等など聞かせていただいている。
 困ったとき、苦しくてどうにもならないとき、どうしていいか分からない、生きる希望がみえない、毎日が憂鬱などなどになったときが、思い切ってカウンセリングに足を運んでみるきっかけに。

 不登校のお子さんの対応、よくないと知ってはいるがお子さんに手を出してしまう、職場の人間関係で苦しい、夫婦の関係が辛い、自分を変えたい等などの方、あなたのお声を聞かせてください。

 個人カウンセリングの申し込みと、学びを重ね資格取得につなげていきたい方の申し込みを受け付けています。ネットで申し込めます。


関わり

2020-07-07 13:56:47 | 私の声
 過日7/4~5には、2月以来、4ヶ月ぶりになろうか、県境を越えて学生(がくしょう)者にご一緒させていただいた。県外への移動の自粛がとかれたのを機に、「歎異抄に学ぶ会」がこれまでのように、一泊二日で再開された。
 新型コロナウイルス感染症に対する治療薬もワクチンも無いということは、感染症発生以降変わってはいない。マスクの着用と手洗い「3密」に留意すれば、感染は防げるようだ、とこれまでの情報で得られている。自分自身は無症状感染者かも知れないという認識に立ち、感染させない、感染させられない覚悟で動けている。肉眼で見えない点では、「ことばの用き」と重なってくる。見えなくても在るのである。
 新型コロナウイルス感染症発生以来、人と人との間隔を問題にし、また人と人が直接会わない工夫、会っても声を出さないように求めたり、直接接触しないように関わる等、人との関わり方は否応なしだ。

 時代はメールや画面を通してなど科学技術を介して間接的関わりに傾いてきていることに憂慮していたところに、この感染症の拡大は人と人との関わりを急速にその方向に推し進められることになった。

 「本当に大事なのは、自分自身および他者に対する信頼であり、コミュニケーションに対する信頼であり、自分自身の感情や葛藤に対するそのやり方への信頼であり、自分の生き方に意味を見いだす方法への信頼である。私たちはまだ、地球を救うことができるかも知れないそれを無視して私達の生命と財産を科学技術を使った応急処置に賭けるならば、私たちはもう生き残ることができないかも知れない。」は、ロジャーズのことばである。

 上記ロジャーズのことばは、この身に沁みている故に、新型コロナウイルス感染症禍におかれている中で、一方的に縮こまっておれない。このウイルスを正しく怖れつつ、ことばに育まれ合わせていただく場・関係がますます大事にならせていただいている。「個人的に満ち足り・社会的に建設的な方向におのずから導かれる」一泊二日のカウンセリング学習の場・関係の相(すがた)に感動をいただき、まさに生き残られる・地球が救われゆく実感をいただいた。
 カウンセリング学習会にお独りお独りが育まれ・お独りお独りにカウンセリング学習会が育まれ。
お名残惜しくお別れし、次回の再会が楽しみになり、会う毎に懐かしく感じられ・・・。