新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

教育をするでは、教育にならない

2024-04-30 10:15:05 | 私の声
いじめ、不登校、自殺、虐待、精神疾患等など増加の一途をたどっている。
この状況をマスコミが報じる度に、あたかも教師の外側に原因があるように解説している。
相変わらずの無責任さに驚き、危機感を感じている。
一体誰の私見か?述べる人、採用している人に、疑いが無いようだ。
見た人のためにならないばかりか、教育が地に落ちたままを、促進しているではないか。
教育をしているところに終始しているが故に、受ける児童生徒の観点に立っておらず、教育になっていない。
教育の無償化を考える前に、教育になっていない教師自身に、向き合う必要がある。
教師自身の自己理解が必要である。ひとえにそこにかかっている。
一人で考えてなるものではない。
エンカウンターグループが有効なのだが、機会を設けた際拒絶して試みようとしない。
このまま増加の一途をたどることを、人ごとにするのか。

宿泊カウンセリング研修会終えて

2024-04-26 17:32:42 | 私の声
4/20~22 カウンセリング研修会を開催した。
新聞もテレビも忘れ、ひたすら人間になら学びに専念。
県外からの参加者を迎え、さらに充実した時間になった。
日本海に沈む夕日を眺めながら海の幸ずくめの夕食をいただき、夕食後のセッションを済ませた後は温泉に身を沈める。
自身を語り、ことばの相(すがた)に聞かせていただいた。
どなたも真剣そのもの。
充実した時間は、実に短く感じるようだ。
お名残惜しくお別れした。
また、会いましょうね、のことばで。
今も、余韻に満たされている。
関係に育まれ会わせていただける。
希望者はどなたも参加できる。お待ちしています。

行動になった課題

2024-04-07 09:57:05 | 私の声
望んで望んで望んでいた時が、ようやくやってきた。
ご自分の課題を抱えて、当カウンセリング研修センターに現れた現職教師。
しっかりやっています、のような教師に絶望的であった。
児童生徒の不登校、いじめ、自殺、保護者の虐待、教師の精神疾患は、過去最多の一途を辿っている現実に、切実感が全く感じられていない。
ここに、過去最多になっていることに起因している。
また、なによりもマスコミの解説が的外れになっていることに異を、唱えないではいられない。
なかば、あきれ、諦めきれないでいたのだ。
よき教師になる学びの始まりである。
よき教師になるとは、人間になる学びであり、人間になるとは、主体的・独自的・創造的・社会的存在になる態度を養いあう関係。
よき機能する人間になりあう関係が始まろうとしている。
光が感じられた。