新潟カウンセリング研修センター

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彼岸に願われている此岸

2022-09-24 06:32:11 | 私の声
 昨日は秋分の日、彼岸の中日。我が家の庭の彼岸花は、赤々と燃え立って見える。
呼び名は多いようだ。なかでも、「はみずはなみず」は、視覚に訴えられた名称だ。見る毎に、葉のみであり、花のみであり私の印象に遺っている植物だ。

 カウンセリング学習に集った方々に尋ねてみた、あなたにとって「彼岸」とはと。
”お母さんとおはぎ”を、思い出話として複数の方々に聞かせていただいた。
今や、おはぎは家庭で作るからスーパーから買い求めるものに変わってきているようだ。しかも、一年中食せる時代に。

 秋分の日に「育まれ合い」をさせていただけるに、その意義一入である。
彼岸には此岸がすでに在る・必要だ。「私には『此岸』は、なかった」と声になった方が。
「言葉の欠けるところものあるべくもなし」は、ハイデッガーのことばだ。
此岸が欠けては、彼岸はなく、その世界が味わえない。恐ろしさを改めて感じさせていただいた。

 お独りお独りの此岸を語り、彼岸にならせていただく時間を、過ごさせていただいた幸せを味わっている。
太陽は、真東から真西に沈むことからして、彼岸に通じやすいと説かれていた。
生活のなかに、東洋思想は根付いている。人間にならせていただく奥深い教えが。

ことばの精度を磨け!

2022-09-20 08:07:33 | 私の声
 身体が生まれて以来、ことばを専ら「手段」として使う意外の世界に触れたことの無い方々には、分かりづらいに違いない。いのちの尊さは、観念のレベルに留まっているゆえ、戦争、不登校、いじめ、差別、他殺、自殺、虐待、不適応、うつ傾向等など、増加の一途を辿っているのは、当然のことで在る。
 手段になっていることばは、その場の用が済み次第、消える。心身が健康的な方向、十分に機能する人間になる育まれ合いは起こらないのである。
 武器の精度を高めるのに、時間と経費を費やすこと専らでは、真の平和は訪れないのだ。破壊への道だ。国の代表者は力んで言い合ってばかり。自分のなっている相(すがた)を問い、語り聞かせていただくが、欠落しているようだ。目覚めよ!誰しも、平和を願っているはずが、逆行していることに。

 ことばには平和に迎えられ往く機能が、すでに宿されているのに気づこうではないか。人間だけが気付ける資質が具えられてきているのだから。ことばは自分の声にしてこそ、学びになるのだが、一人で抱え、考え勝手に解ってしまい飲み込んで、闇を深くしている人の多いことか。

 カウンセリングの必要のない人はいないと、確信している。生まれながらにして必要のようになっていたんですねぇ。さぁ足にお任せになれれば、学びの場は常に開かれている。学んでみて、学びの必要がはっきりさせていただけるもの。

 自然は常に変化し続けられている。生け垣のウバメガシには小さな実が。コスモスが・・・
人は、ことばで歩ませていただける。感性を磨き合おう!

ことばは機能する

2022-09-10 17:27:42 | 私の声
私達はことばに触れたときより、「手段」として使うことを教わってきた。
教育現場では疑いもなく「手段」として、専らである。
子ども達の自殺もいじめも不登校も、増加の一途を辿っているのだが、教育に携わっている教師達は関わりの在りようと関係しているとは、分かっていないのだ。
専ら自身の外に方法を探し続けている。不毛なのだ。

観念・知識は、人間が豊かにになると思っているあなたへ
全く別ものなんだ、と気づかせていただきませんか。
自分の声にするだけ
頑張る必要が無い
「どうしていいか分からない」「だめな私」「イライラ・モヤモヤしている」「生きている意味が感じられない」等などになったとき、素通りしてしまわないことだ。
新しい自分に値遇わせていただける。
明日11日は13時から、「育まれ合い」が。
希望者には、常に扉は開かれている、