新潟カウンセリング研修センター

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田植えに臨んで

2024-05-23 12:00:15 | 私の声
過日、田植え体験に臨んだ。
会場に向かうこと2時間余り、新緑に包まれた山間の田んぼを目がけて向かった。
耕され平らにならされた表面には、枠で十字に記されている所に苗を植えたのだが、泥に足が取られ進まなかった。
タニシにどじょう、オタマジャクシが懐かしく、昔に還らせてもらえた。
全てが機械化し、便利に価値がおかれている昨今、間接体験がもっぱらであることからである。
人と人との関わり、教育もしかり、不自然・不健康そのもの。
人間になる学びになるはずの教育は、地に落ちたまま。
まず、教師が人間になる学びなくして、教育を「している」ことに終始し、教育に「なっていない」のであるから。
「知識を知る」の間接ではなく、「体得になる」直接が必要。
カウンセリング学習は、そこに応えるものである。
体得には、手間暇がかかるのである。
知れば、できると大多数の教師が思い込んでいる。
スキル・技術だと疑わないでいる。ここが大きな問題なのである。

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