新潟カウンセリング研修センター

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人類が滅んでしまわないために

2021-10-17 07:43:43 | 私の声
過日の新聞報道の一面に目が止まった。
相変わらず、増加の一途をたどっているのが、不登校・虐待・自殺だった。
案の定としか、言いようがない。
私にとっては想定内のこととはいえ、目に止まるたびに残念でたまらない。
教育現場にしても、家庭においても、やっているといいたいでありましょうが、やっているところでは通用しないことが解っていない。
やるべき内容が根本的になされていない。やっている内容に疑いをもっていないことだ。
盲目的に良しと決め込んで、やっているに過ぎないと言わざるを得ない。
今私にさせていただいているのは、ご自分の在りように疑いをもち当センターに通ってきている方々と真の教育とは学び合っている。
また、年に何回か県内の教育関係者との会合に参会したり、遠距離だったり動けないでいる方には電話やメールにより応じさせていただいている。
教育はこのままで推移していくならば、人間の人格は育まれては往けない。
少なくとも、教育関係者の一人でも現状に疑問をもてる方に、ご一緒させていただきたい。
ご自分に向かい合い、ことばに表せる人になっていただきたいし、聞かせていただきたい。
教師自身が自分自身にになろうとすればするほど、自分が変わられるばかりでなく、自分と関係する児童・生徒とその保護者が、おのずから変わってゆくのです。
これ以上、罪を重ね継続してゆかないために、今からカウンセリングに学び始めましょ!

あなたの心身は、不自由ではありませんか

2021-10-09 11:44:14 | 私の声
「○○○したいんだけど」「思ってはいるんだけど」などなど、になっていませんか。
不自由という自覚がないまんま、不自由になっているんです。
ことばになっていても。
自在になれる道は、とっくに用意されているんですよ。
どなたにも、どなたにも。
カウンセリングに辿り着けないようなんです。
それぞれの先入観念があってね。
以前ご自分の思っていたカウンセリングと今は違っている、と当研修センターに通って学んでおられる方々から、聞かせていただいています。
人間の奥深さ、限りなく広がりに向かって、育まれ合いが展開しているからです。
不自由が不自由として感じられなくなっている生活は、自分ばかりでなく、関係する人々も不幸になります。
すべての人間は、生まれながらにして学ばずにはおれないようになっているのです。
困ったり、苦しかったり、どうしていいか分からなくなるのは、そのお知らせのようです。

「自分を変えたい」「相手を変わらせたい」

2021-10-01 12:30:19 | 私の声
「どうしたら、自分を変えられるのか」「あの人を変えるには、どうしたら」と。
「どうしたら」のところでは、開かれていかない。
自分が考えて、なんとかなると思っているうちは、希望が見えてこないようになっているようだ。
そこに辿り着けるかだ。
おおかたの方々は一生辿り着けないまま、身体が尽きてしまう。
もう十分考えてどうにもならなくなってこそ、希望の道に値遇(であ)えるのだ。
「カウンセリング」と呼ばれている学びの関わりだ。
形式的・表面的・マニュアル的「カウンセリング」は、世の中に満ち満ちている。
そうであるから、この奥深い不可思議な個々の人間には、通用しないのだが、受けようとする人には残念なことに選べない。選びようがない。
学ばせていただいてきて今、比較できている。
「進んで自分自身になろうとすればするほど、自分が変化すうばかりではなく、自分と関係している人たちも変化していくのである。」
は、人間の個人的成長について生涯をかけたアメリカ史上最も影響のあったロジャーズの専門的な論文に。

当カウンセリング研修センターでは、通ってこられている方々との関わり合いで大事にしているところであり、「変化」を見させていただいている。
ロジャーズのことばが目の当たりになっている。