新潟カウンセリング研修センター

研修・講座のお知らせを掲載

今せずして!

2022-10-30 14:14:08 | 私の声
 講読している新聞の最初の紙面に目が止まった。「小中不登校全国最多」「小中高いじめ増」の見出しである。減少していくような状況は、全く見当たらない。「感染拡大影響か」とも記載されていたが、全く見当違いと言わざるを得ない。以前から増加の一途であるのは、当然のこととして、受け止めている。教育の質に焦点が当てられていかない現実に、深く憂慮している。

  正しい答えを言えば0,予め用意されている答えでないとされると×と評価に終始しているところでは、人格は育まれないのだ。生身のその人が阻害されたままになっている。また、いまだに「教育相談」ということがなされている。操作主義の形である。そこでは、かけがえのない尊い人、と理屈は知っていて言っているだけで、全く相反している点が一人独り明らかになる必要があるのである。。
 当研修センターでは、通って来ている方々と、真の教育に近づこうと年間を通して学び続けている。自分のことばで、「今ここ」が表明できるひとに・そのひとの「今ここ」に聞かせていただけるひとに、ならせていただくために。十分に機能する人間にならせていただくための学び、今すぐ始める必要がある。必要のない人はいないのだが・・・

共感的理解

2022-10-25 13:08:35 | 私の声
 カウンセリングに出会い40数年になる。ひたすら師・岩下滎次先生、小河豊先生にご一緒させていただき、体験学習に励んできた。全国各地の方々に関わらせていただき、体得にならせていただいてきた。アメリカ史上最も影響力のあるクライエント・センタード・セラピーの提唱者・カール・ロジャーズの人間の個人的成長への深みのある教育、科学、哲学に学ばせていただいている。
 
「共感的理解」はロジャーズ理論の三つの「中核条件」の一つである。当センターでは年間を通してロジャーズの60年あまりの歳月のプロセスに聞かせていただき、通っていらしゃる方々とコツコツ学び続けさせていただいている。「共感する」「そうだよね」「解る」「そうそう」など迎合するように聞くことを、共感と思い込んでいるようだ。声にしてもらい、自他共に明らかになる。

 ロジャーズの言っている「共感的理解」を聞くとき、私には「as if」が届けられてくるのである。改めて味わわせていただいている。人との関係に必要であり十分といただいている。

歎異抄に学ぶ

2022-10-16 10:25:42 | 私の声
第三日曜日の今日は、毎月歎異抄に学ぶ会を開催している。
カウンセリング学習を深めるうえで、どうしても必要である。
たった独りのかけがえのない独りなんだ、が身になるために、先人の遺してくださった智慧を味わわせていただく。
学びを重ね重ねて、尊さ等しさを追究し続けて往く。
一人では学ばせていただけない。
全く異なるもう一人の人が、どうしても必要。
ひとりで考えたり、本を読んでも叶わない。
足を運び、自分の声にしたひとに、学びがやってくる。
学びを重ねるほどに、内なるネルギーが増し、能動的な生活に変化しているのを目の当たりにしている。
このあと、どんなことばに聞かせていただけるか、楽しみになっている。
希望する、どなたにも開かれている。


「良好な人間関係を学ぶ」

2022-10-03 17:25:42 | 私の声
上記学びは、昨日10/2の「市報にいがた」に掲載されている。
11月12日〔土)13時半~15時半、クロスパルにいがたで開催させていただく講座。
10月5日〔水)9時から電話(☎025-224-2088)で、先着30名を受け付ける。
どなたにお会いできるか、楽しみになっている。
ご一緒させていただき、どう関わらせていただけるか
良好な人間関係とは・・・

職場において、夫婦関係において、親子関係や学校での教師間、教師と児童・生徒間、等など、一体どうなっているでしょうか。どう、ありたいか。
自分自身のありようを疑ってみませんか。