「Aさんは、△△はやいんだよね」は、Bさんのことばだ。「そうなの?」「そうだよ!」と、Cさん、Dさんが言う。日常よく聞く会話だ。「Aさんは、△△はやいんだよね」は、言っているBさんにきたことばである。ところが、そのことになかなか気付きにくい。したがって、相変わらず「Aさんは」になったまま、「Aさん」に向けられていく。場所を変え、相手が変わっても。そのようなAさんは、どこにもいないのである。言っているBさんそのものである。固定された実体は、どこにも存在しないのだと。固定的な見えよう・囚われようを、「関係」と言わせていただける。人間関係とは、自身の視点こそが、究極の課題だとはっきりにならせていただけている。ことばは、常に言っているその人間(ひと)に、問われ続けられている、が知らしめられるのである。自身に問われてこそ、自身のために生(な)りうるのだと。 そこ(自身に問えてこそ)から「おもいやり」に展開されていける・・・・・・・
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