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山登りと旅行の雑記帳です。

葛根田川~明通沢(1日目)

2015年08月16日 | 東北地方の沢
小出川柏沢の次はマンダノ沢へ。

道の駅に泊まって翌早朝に堀内沢近くの駐車スペースに移動する予定。
ところが、移動中からかなり雲行きが怪しい。
道の駅に着いた頃には土砂降り。
翌朝は雨が上がったものの、沢に移動する途中からまた土砂降り。
大雨洪水警報まで発令されてもう無理でしょ。。

1日やることがなくなってしまったので、一旦盛岡の自宅に戻って作戦会議。
結果、葛根田川を遡行することに決定。

葛根田川は5年ほど前に遡行したことがあるが、かなりきれいでイワナも釣れる良いイメージしかない。

夕方に滝ノ上温泉に移動。
なんと立派な休憩所が建てられていた。

(前にもあったのかもしれないけど夜中に着いたから気づかなかっただけかも)。

そこで前夜祭。


JAZZをかけたらオシャレなバーみたいな雰囲気になった。

朝起きると6~7人くらいの学生っぽいパーティーが寝ていた。
話を聞くと国立駅にある某有名国立大学のワンダーフォーゲル部だとか。
葛根田川~関東沢~大深沢に行くらしい。
前に遡行した時と同じ行程だ。

準備を整えて地熱発電所のゲートまで車で移動。
ゲートには立ち入り禁止って書いてあるけど、ここを通らないことには葛根田川に入れないのでそのまま通り抜ける。

30分ほど歩いて藪道になったところで葛根田川に降りる。

ここから遡行開始。


昨日の雨による増水もなく快適に遡行していく。

水はすごいきれい。
きれいな滝も出てきてもう最高。




天気も良くて気持ちいい。
最初に出てくる淵。


さっそく泳ぐ。


若いなぁ。

この後もしばらくキレイな淵や小滝が続く。




ところどころに出てくる道標。


こんなことするのは釣り師しかいないと思うけど、はっきり言って迷惑なので止めてほしい。
遡行価値が下がるわ。

葛根田川のハイライト、お函。


ここは本当にキレイの一言。






天気も良くてすこぶる快適。




淵が出てきたらすかさず泳ぐ。


そして葛根田大滝。




なかなかの迫力。
巻道もしっかりしていて問題なし。

葛根田大滝を過ぎるとやがて滝ノ又沢との出合。
ここの左岸に絶好のビバーク適地があるのでここに泊まる。

まだ時間は10時半。


テン場を整えてさっそく釣りに出かける。

まずは以前入れ食い状態だった滝ノ又沢出合に。
しかし、前回と地形が変わってしまったのか、淵がなくなっていた。

少し戻って本流を少し登ったところで竿を入れるとさっそくヒット。

この後下流に戻ってイワナが見える淵に竿を入れたら良いサイズのイワナが2匹ヒット!
1匹は30cmオーバーで今まで釣った中でも最高サイズだった。

1時間半で3匹釣れたので大満足。


テン場に戻ってホサカとシゲタを待つ。

しばらくしてイワナを入れた袋を持って帰ってきた。

なんとテンカラで3匹釣り上げたらしい。
やるなぁ!

シゲタも初めての釣りで1匹釣れたみたい。

釣れたイワナを手にするホサカとシゲタ。




いや~、ワイルドだなぁ(笑)

この後はイワナをさばいて塩焼き用と唐揚げ用にする。


しばらくしたら下から某大学のワンゲル部が上がってきた。

どこに泊まるのかなぁと見ていたら、なんと我々のテン場のすぐ奥にツェルトを張り始めた。
しかもすごい藪の中。
いやいや、そりゃあないでしょ。
そこだとうちらの宴会場を突き抜けないとツェルトにたどり着けないじゃない。。
他にも良いテン場はあるっていうのに。
頭いいんだからもう少し考えて欲しかった。

夕方になって宴会開始。
今回も酒をたくさん持ってきたのでひたすら飲む。

まずはイワナの唐揚げをつまみに酒を飲む。




至福の瞬間。

小型のイワナはカリカリに焼いて骨酒に。


これも最高。

最後の〆は塩焼き。


イワナのフルコースを堪能。
葛根田川最高ですな!

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