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山登りと旅行の雑記帳です。

八ヶ岳敗退

2014年12月18日 | 八ヶ岳
今シーズン初の雪山へ。
昨年の5月に富士山に一緒に行ったユージさんとガイド仲間のサワコさんと行ってきました。
今回の行程は、初日に南沢大滝でアイスクライミング、2日目は阿弥陀岳北西稜~赤岳主稜を継続登攀する。

初日は南沢大滝でアイスクライミング。


8年ぶりなのでさすがにリードは怖くてトップロープを張ってもらって練習。
いきなり肩を外してしまい終了。。

2人のクライミングを見つつ待つ。




それにしてもめちゃくちゃ寒い。
手がかじかむというレベルではなくもはや痛い。
確か今年二つ目の寒波が来襲してるとか天気予報で言ってたな。。
みんなで三本登って終了。

このあとはベースの行者小屋に移動。
しかしここからが大変だった。
昨日おとといと雪が降ったのと、強風による吹き溜まりでトレースは埋没。
南沢大滝から行者小屋までは普通に歩けば1時間程度なのだが、腰までのラッセルになってしまい1時間で200mも進まない。
結局日暮れ間近になったところで、平地を見つけてビバーク。
夜も強風が吹き荒れものすごく寒かった。

翌日2時起床。
天気予報を見ると、昨日よりあまり好転していない。
相変わらず強風が吹き荒れとてもじゃないけど北西稜には行く気にならない。
というかこのラッセルで取り付きに行くことすら厳しそう。
結局もう一眠りして6時起床。

計画を変更して雪の状況を見つつ赤岳に行くことにした。

テン場から行者小屋までは予想通り膝上のラッセル。


この時期に八ヶ岳でラッセルとかおかしいでしょ。

途中で行者小屋から下山してきた2人組とすれちがい、ここからはトレースの上を歩くことができた。


行者小屋からは赤岳を目指す。
文三郎尾根の取付きまではなんとトレースが付いている。
トレースに沿っていくと先行パーティーに追いついた。
そこから交代してラッセルをしていくと樹林帯を抜けて稜線へ。

稜線に出るとものすごい強風。


赤岳までは普通に行けば1時間半くらいで行けるのだが、この強風に戦意喪失。
結局そのまま引き返して帰りました。


ユージさんとサワコさんは翌日もアイスクライミングをするということで1人下山。

山では良いことがなかったけど、美濃戸から高速バスのバス停までトボトボ歩いていたら赤岳鉱泉のスタッフの方に声をかけられて送っていただいてしまった、感謝!


そしてバス停に着いたら15分遅れできたバスにそのまま乗ることができてラッキー!


悪いことばかりじゃないんだね。

それにしても今回の八ヶ岳は寒かった。
これが普通だったような気もするけど久しぶりすぎて体がうまく順応できなかった。
次行くときはもう少しメンタル面の準備もしていこう。


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