ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




堀留児童公園。中央区日本橋堀留町1-1。1982(昭和57)年8月8日

写真の干上がった池?は、堀留公園の南の入口にあった。いつの頃か分からないが撮影後、公園は改修されて、池はなくなった。公園で遊ぶ子供が少なくなったので、大人の憩いの場所に改変したのかもしれない。写真中央の像は噴水になっていたのだろう。なにかの動物らしいが、その水が出る口元を子供がつかんでいる像のように見える。
堀留公園は戦後、東堀留川を戦災の瓦礫で埋め立てて造成された。埋め立て工事は1948(昭和23)年4月1日に着手、同年8月31日に竣工した(京橋図書館発行『郷土室だより第160号』)。公園の開園は1950年頃になるかと思う。
東堀留川を埋立てする前には噴水池の前の道路に萬橋(よろずばし)が架かっていた。この橋は元々、今の堀留町区民会館(旧日本橋保健所)の前の通りにあった。関東大震災後、その通りより北の掘りを埋め立てた際に移設された。

堀留公園。『中央区立図書館>地域資料室>』より。
「地域資料室」の「画像データ」にあった写真。撮影年は不明。公園の造成中と思える。右奥の2階建てのビルが日本橋保健所。中央が桂屋倉庫。左奥は小倉ビル

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