
茗渓会館。文京区大塚1-5。1987(昭和62)年2月22日
歴史的建築総目録データベースによると、曾禰・中條建築事務所の設計、戸田組の施工で昭和8年に建った。
新しい会館は平成7年2月の竣工。
茗渓会館。左:1987(昭和62)年2月22日、右1994(平成6)年11月12日
茗渓会は筑波大学(旧東京教育大学)の同窓会。東京教育大学は昭和24年の創立だが、前身は明治5年発足の教員養成校・師範学校から始まるらしい。茗渓会は明治15年に東京師範学校卒業生が東京茗渓会として設立された(茗渓会>茗渓会の紹介)。
茗渓会館は一般の人が利用できるが、茗渓会の会員だと1割引きになる。
| Trackback ( 0 )
|
|
結局、明大に入学しましたが当時はまだ明治大学記念館が健在でした。これも立派な建物でしたが残念ながら今はないですね。乱文失礼しました。
私が泊まったのは畳敷きの4畳半くらいで一泊2千円以下だったと思います(1990年当時)。1週間ほど泊まりました。
風呂は共同でしたが従業員のおばちゃんが「お風呂、空きましたよ」と順番に教えに来てくれるので一人で利用できました。
私以外にも受験生っぽいのが何人かいました。大学OBの子息でしょうね。
文京区では宿泊施設を作れないという法令があるかと思いますが、この会館はその法令ができる以前から宿泊させていたので、特例として宿泊が認められていたんだと思います。改築された今、その辺の事情はよくわかりませんが。
一枚くらい写真を撮っておけばよかったと後悔しています。当時は古い建物の良さがわからずボロいホテルに放り込まれたと言って腐ってました(笑)。大学入学後は御茶ノ水界隈でその魅力に開眼するんですけどね。
割安の宿泊料金や、バスが部屋についていないことなどで、東京教育大のOBや受験生の利用を想定したものだったようですね。
「グリルメイケイ」に、昼食にでも入ってみればよかった。