ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




都バス大塚車庫。文京区大塚1-4。1987(昭和62)年2月22日

先日、建物の存否を確認するため、地下鉄新大塚駅から茗荷谷駅までの春日通りを歩いてきた。まだ残っていたのはお茶の水女子大と都バス大塚車庫に小さい店が数軒だけになっていた。
都バス大塚車庫(都交通局大塚営業所)は1925(大正14)年に市電の車庫(明治45年開設)だった施設を転用して開設されたという。電車の車庫のほうはJR大塚駅近くに新設した。たぶん関東大震災後、バスの施設として建て直されたのだろうから電車車庫としての名残はないと思われる。
1987(昭和62)年撮影のときは茶色に塗られていた。



都バス大塚車庫。2006(平成18)年12月6 日

都バス大塚車庫の前を、昭和46年まで都電16系統(大塚駅前~錦糸町駅前)が運行していた。大塚駅から春日通りに入って厩橋を渡るまで、ずっと春日通りを走っていった。停留所は、大塚駅前-車庫前-大塚辻町-大塚窪町-教育大前-清水谷町-区役所前-同心町-伝通院前-……。

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コメント
 
 
 
市電の車庫(明治45年開設) (うめこ 大塚車庫)
2015-04-19 20:19:42
初めまして、うめこと申します。
今回、大塚車庫閉所に伴い保存または再開の署名活動をさせて頂いております。
私の調べでは大正13年で東京都交通局もそう、発表していたので現在、そう記載させて頂いております。
その明治開設の資料など教えて頂けないでしょうか?
署名サイトを載せて起きますが
ツイッター・フェイスブック・アメブロにもアカウントは在りますのでご連絡はそちらでも、構いません!
勉強不足の為と平成に近い昭和生まれなので写真等の資料が無く知識も無いもので凄く行き詰っております。
ご返答して頂けると幸いです!
 
 
 
>うめこ様 (流一)
2015-04-20 11:23:37
根拠も言わずに「明治45年」などと書いていますね。ネットにあった情報からもってきたので、きちんと調べたわけではありません。『ウィペディア>都営バス大塚支所』『都電一代記>16系統』などですね。
『都バス・大塚車庫(大正13年)の保存(移築)もしくは再開を!』を拝見しました。跡地をなににするのか、都は発表していないようですがやはりマンションでしょうか? 現地保存でなにかに転用できればいいのでしょうが、移築してまでもというのは難しいのではないでしょうか。
 
 
 
Unknown (うめこ 大塚車庫)
2015-06-10 13:26:23
お返事遅れて申し訳御座いません。

流一 様で宜しいでしょうか?

お返事、有難う御座います。
東京都交通局は今回も賃借競売に掛けるはづなので、なんともいえないのですが、一部既に奥の土地が賃借だったとも思われますがマンションになっております。
ただ、文京区側の再開が実はここの地域はあるのですが学生の集う街にしたいようです。
草案では商業施設と緑地。
落札先次第かなと…。
巣鴨車庫の市電時代の建物跡地はアパホテルなので。
更地化しての競売だと保存すら出来ないのですが、色々調べていない中での活動で申し訳ないところです。
今回は東京都交通局により最近相次ぐ土地活用によるものです。
発表がされているようですが、ドコでなのかも調べていなくて申し訳ないです。
閉所車庫では現存保存で活用されたのは新宿車庫がバス会社だったからのようでした。
老朽化で解体でもないようなので悲しい所です。
 
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