ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




下谷教会。台東区東上野3-37。1988(昭和63)年5月1日

正式名称は日本キリスト教団下谷教会。『東京路上細見3』(酒井不二雄著、平凡社1988年刊)によると、建物は設計=古橋柳太郎で昭和5年の完成。「古代アッシリア様式にヒントを得、東洋趣味に日本独特の手法を施した“キユニフォーム・スタイル”」と書いている。窓枠がアルミサッシに代えられ、ステンドグラスは失われているという。
前の通りは浅草通り。右にいくとすぐ上野駅。


下谷教会。1988(昭和63)年頃


阿部クリーニング店
東上野3-37
1989(平成1)年2月12日

浅草通りの南の裏通り。「洗染」のレリーフがあるから少なくとも建物が建ったときから同じ商売をしてきたことになる。

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コメント
 
 
 
Unknown (よこりん)
2021-07-04 02:06:32
久しぶりに父の実家を見ました。
父にも見せましたら懐かしんで喜んでおりました。
写真に残してくださりありがとうございます。
明治44年からクリーニング業を営んでおりました。
 
 
 
>よこりん様 (流一)
2021-07-04 16:59:42
明治44年創業とは古いですね。着物の洗い張りがお仕事だったのでしょうね。
改めてストリートビューで写真の辺りを見てみました。写真の店舗は専用住居に建て替えたのでしょうか。三翠ビルと群馬銀行は昭和末から変っていないようですね。
昔は上野駅に近い旅館街といっていいような所だったようで、昭和41年の地図では、三翠ビルが「旅館三翠館」、同じ裏通りの向かい側に「旅館夕鶴」「旅館双葉荘」、浅草通りに「ホテル江戸川」などが見つかります。その地図ではクリーニング店は「阿部クリーニング商会」です。
 
 
 
タイムスリップ (もうすぐ還暦)
2023-03-05 22:52:59
懐かしい写真をありがとうございます。
私は昭和44年〜60年までこの土地に住んでいました。
教会は通った幼稚園で「とんがり幼稚園」と呼ばれていました。
駅前のきつね寿司と玉生商店はよく足を運びました。
玉生さんちは五右衛門風呂だったのを覚えています。
お寿司屋さんの折詰は「のりきつね」と呼ばれお昼ご飯に喫茶店を営んでいた母が私に与えてくれました。
今はもうすっかり様子の変わったこの界隈ですが、まだ何件か当時のまま存在しています。
 
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