ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




横山酒店。神奈川県足柄上郡山北町山北1927。2016(平成28)年4月22日

山北駅北口から東西に御殿場線と平行に通っているのが「山北駅前商店街」。駅前広場に対して洋館風の「タケイ美容室」と「木川薬局」の間を県道76号線に出る通りが北に向かっている。そこを境に商店街は東西に分けられる。「東大通り」のほうは、県道74号にぶつかる400mほどの通りかと思うが、西大通りより商店街という感じは希薄である。
駅前のタケイ美容室の隣が、出桁造りの「横山酒店」。『横須賀建築探偵団>建築探偵のアングル38』によると、タケイ美容室と同じく1928年(昭和3年)に建てられという。2階の屋根の下に出桁造りにしたような庇があって、屋根が二重に見える。



川村屋呉服店。山北町山北1927。2016(平成28)年4月22日

山北駅前商店街の東へ行った、県道76号へ出る横丁との角が「趣味のきもの」と書かれた白い暖簾がしゃれている「川村屋」。横の壁は1階が石積みだか石貼りだかで、2階が漆喰だかモルタル塗りで、右から書きで「川村屋」のレリーフがある。老舗なのだろう。正面横に蔵が付いている。



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